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マレーシア大学進学とは?全体像を解説〜特徴と進学までの流れ

この記事は、

smile globe

マレーシアの大学への進学についての全体像が知りたい

という人のための記事です

この記事を読むと、マレーシアの大学への進学の特徴や、進学するまでの流れが把握できます。

マレーシア大学進学に興味がある人はぜひご一読ください

この記事でわかることとおすすめの人

この記事でわかること

マレーシア大学進学の全体像

マレーシアの大学の特徴や進学方法

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マレーシアの大学への進学に興味がある人

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マレーシア大学進学の特徴

マレーシアの大学への進学は、留学費用がアメリカやイギリスと比較して大幅に安く、学位取得までの方法が多彩な点が特徴です。

入学試験は日本の大学の推薦型入試に近く、基本的に学校の成績と英語要件を満たせば合格できます。

アメリカの大学への留学で求められる課外活動/高度なエッセイな必要ありません。

日本の高校卒業資格で入学できる

英国系の教育システムを採用している国の大学は、基本的に日本の高校卒業資格では直接入学できず、ファウンデーションコースを経由する必要があります。

マレーシアの教育システムは英国系ではあるのですが、ファウンデーションコースを経由せずに大学に進学できます。

入学時期が年に複数回ある

マレーシアの大学には、1年のうちに複数回入学できるタイミングがあります。

秋と春に入学時期を設けているコースが多いですが、年に2〜5回新入生を受け入れているコースもあります。

学士取得までのコースが柔軟

マレーシアに限らず、特に英語圏の大学は、取得した単位や資格を使って他の大学に編入しやすい環境が整っています。

マレーシアもその流れを受けており、職能系のディプロマ資格を取得後に学士コースに編入し、大卒の学位を取得することも可能です。

マレーシア大学進学の特徴

マレーシアの大学の種類

マレーシアには大きく分けて、国公立大学、私立大学、海外大学の分校があります。

国公立大学

国公立大学は私大や海外大学の分校と比較すると学費が安く、マレーシア国内の大学ランキングで上位を占めるのもこの大学群です。

マレーシアの大学のランキング

上位5校はすべて研究型大学で、複数のキャンパスを持つ、あるいは敷地内をバスが巡回しているなど規模が大きく、より専門的なコースも数多く提供されています。

マレーシア上位5大学の特徴

研究型大学の授業は基本的に英語ですが、コースによってはマレー語、または、授業は英語でも試験はマレー語と英語で行われることもあります。

また、いわゆるランキングが上位の大学ほど学費が高い傾向があり、卒業までにかかる学費は100万〜300万円程度です。

大学院では留学生が半数近く在籍する国際色豊かな大学もありますが、学部課程に占める留学生の割合は10%〜15%程度と、ローカル色が強い環境です。

私立大学

私立大学は国公立大学と比較すると学費が高いのですが、イギリスやオーストラリア、アメリカなどの大学の学位が取れるツイニングやADP、デュアルディグリーと呼ばれるコースも提供しています。

授業は基本的に英語で行われており、進学先として選ぶ日本人学生も多い大学群です。

卒業までにかかる学費は150万〜400万程度で、ほとんどのコースは3年間で卒業できます。

私立大学は、裕福な現地学生も多いテイラーズ大学や、IT系に強いアジアパシフィック大学、ランカスター大学との提携コースを数多く提供しているサンウェイ大学、クイーンズランド大学など海外の大学に編入できるコースなどが豊富なヘルプ大学など、それぞれ特徴があります。

私立大学は、国公立大学ほどローカル色が強くなく、海外大学の分校ほど学費が高くないため、進学先として選びやすいタイプの大学と言えます。

海外大学の分校

日本では馴染みのないタイプの大学ですが、マレーシアにはイギリスやオーストラリアなどの大学の分校が11校あります。

卒業までにかかる学費は300万〜600万程度で、基本的に3年で卒業できます。

アイルランド王立外科医学院が非営利系独立大学であるのを除くと、すべて国公立大学の分校で、2024年には、筑波大学もマラヤ大学の敷地内に分校を開校しています。

海外大学の分校一覧

海外大学の分校は、本校と比較すると規模が小さく、提供されているコースも少ないという面はありますが、マレーシアにいながら世界ランキングが上位の大学のカリキュラムで学ぶこともできます。

また、海外大学の分校では、ビジネスとコンピューターの学位が取得できるモナシュ大学のBachelor of Business and Commerce and Bachelor of Computer Scienceや、ビジネスとエンジニアリングの学位が取得できるスウィンバーン工科大学のBachelor of Engineering (Honours) (Civil)/Bachelor of Businessなどのダブルディグリーコースなども提供されています。

その他の教育機関

マレーシアには、上記3つのタイプの大学以外にも、ポリテクやカレッジと呼ばれる高等教育機関もあります。

提供されているのはディプロマ(専門/短大卒程度)資格が取得できるコースが中心です。

ディプロマコースは学士コースよりも学費が安い傾向があり、IELTSが4.0で入学できるなど入学要件もゆるいです。


カレッジを選択する日本人留学生は少数ですが、Digipen工科大学との提携コースがあり、ニッチな分野で世界的な地位を確立しているThe One academyのようなカレッジもあります。

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マレーシアの大学の種類と特徴

出願から合格発表までの流れ

志望校の選定

マレーシアの大学に進学するにあたってはエージェントを利用する人と、しない人がいますが、いずれの場合でもまずは志望校を決める必要があります。

傾向として、日本語で発信されている情報は一部の私大や海外大学の分校のものに偏りがちで、国公立大学や、いわゆる大学ランキングで上位ではない教育機関の情報が貧しいです。

そのため、より幅広い選択肢から志望校を選びたい人はマレーシアの政府系サイトであるEMGSDiscover Education Malaysiaや、大学の公式サイトなど、英語の情報源を利用することになります。

入学要件の確認

マレーシアの大学入試は日本の推薦入試に近く、軸になるのは書類選考です。

合格するためには、大学側が定めた高校の成績や英語力を満たす必要があります。

入学要件は公式サイトに掲載している大学が多く、これを参考に出願できそうな大学をさがすことができます。

入学要件を調べる際に少しわかりづらいのが、成績要件の表記がGPAであったり、ABCグレードであったりと大学によって異なり、日本の成績表記とも異なる点です。

以下はそれぞれの成績表記の対応表になりますが、日本の5段階評価でいうことろの「5」は、グレードA+、点数85−100、GPA4.00相当という事になります。

マレーシアの成績の対応表

参考:MALAYSIAN QUALIFICATION STATEMENT (MQS)

なお、特に国公立大学は成績や語学要件を満たした上で面接や試験があるコースもあり、私大でもオンラインテスト等が課されることもあります。

出願

出願書類

出願する際にどの大学でも共通して必要な書類は以下の5つです。

英文の高校の成績証明

英文の卒業証明書

英語力証明書(IELTS・TOEFLのスコアなどを証明できるもの)

パスポートのコピー

パスポートサイズの写真

また、大学によっては上記に加えて日本語の成績証明/卒業証明や、財政証明(銀行の残高証明や所得証明など)も求めてくる場合もあります。

出願方法と合格発表

マレーシアの大学は、高校を卒業するまで出願できません。

ただ、私大や海外大学の分校では、卒業前であっても成績見込み証明をメールなどで送ることで、合格見込み通知を出してくれる大学もあります。

実際の出願は、書類の提出も含めすべて大学の出願システム上で行われ、結果もメールや出願システム上での確認となります。

合格するとOffer Letterが発行され、この書類を使って、ビザの申請など入学後に必要な手続きを行います。

出願時にIELTSのスコアなど英語力が満たない際、入学までにスコアをクリアすれば良い、あるいは英語コースを受講すれば合格という条件付きの合格(Conditional offer)をもらえる場合もあります。

出願から合格までの流れ

合格後の流れ

合格通知をもらったら、マレーシア国内で学生として滞在するためのビザの申請や、住居の手配、入学手続きなどを行います。

ビザ(eVAL)の申請

マレーシアの学生ビザは入国後に発行されるのですが、渡航前にビザ取得に必要な書類(eVAL)を手にいれる必要があります。

eVALの申請は、大学やエージェントの助けを借りながら行う人も多いようですが、基本的にはEMGSのビザ申請システムを利用して行います。

申請時には、オファーレターやパスポートのコピー、高校の成績/卒業証明、語学力証明などが必要で、申請費用として6〜7万円程度支払います。

smile globe

申請費用は高額なように見えるけど、この金額にはマレーシアで使える医療保険代も含まれてるよ

eVALの有効期限は6ヶ月となっており、申請が通るまでの期間は2〜3週間〜1ヶ月以上とまちまちです。

6〜7週間の余裕を見て申請するように指示している大学がいくつかあるので、特に問題がなければこのくらいの期間あれば取得できるということでしょう。

なお、ビザ関連は他にも必要な書類や手続きがあるので、詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。

住居の確保

マレーシアの大学の寮は、水回りが共同の二人〜三人部屋が中心です。

住居について特にこだわりがない人はあまり心配することはないですが、バストイレが備わった一人部屋、または一人部屋がいい場合はできるだけ早く大学の担当部署に伝える必要があります。

なお、マレーシアの場合、学生でも民間の物件を契約することができるので、選択肢を広げたい人は自分で探すこともできます。

入学手続き

入学手続きやその他必要になる手続き諸々については、学校からの指示に従って行います。

必要な手続きをまとめた資料やメールがもらえるのでそれほど心配することはありませんが、入学金の支払いなど海外送金に慣れていない人は、やや戸惑うこともあるかもしれません。

海外への送金は、送金手段によって為替や送金手数料などが大きく変わるので、どのサービスが一番得なのか予め調べておくことをおすすめします。

参考までに、Wiseは有利な為替レートで海外に送金でき、現地で使えるデビットカードも持てるのでぜひ活用してください。

渡航

マレーシアは国策として留学生の受け入れを行ってきたこともあり、入国審査前に留学生をサポートしてくれるISACカウンターや、空港から住居までの送迎手配など、ツボを抑えたサポート体制が整っています。

マレーシアに入国後は、大学のオフィスで学生ビザ取得のための手続きなどを行い、学生生活がスタートします。

合格後の流れ

まとめ

マレーシアの大学への留学費用は、大学のタイプにもよりますが、国公立では3年間の学費と生活費を合計しても250万円程度という大学もあります。

また、ビザ取得時に現地の医療保険に加入するので、日本の高額な海外留学生保険に加入しなくても無保険の状態にはならず、航空券代も欧米の大学への留学と比較して安く済みます。

金銭面以外でも、日本との時差が少なく、イギリスやオーストラリアの大学の学位も取得できるなど、マレーシアの大学への進学にはメリットが多いです。

なお、マレーシアに限らずイギリス系の教育システムを採用している国の大学への入学に当たっては、IELTSのスコアが求められることが一般的です。

IELTSは試験内容が難しく、最後まで苦労する学生が多いので、マレーシアの大学への進学に興味がある人はできるだけ早いうちから対策を始めておくことをおすすめします。

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