この記事は、
海外の大学に進学したいけど、どんな準備をすれば良いのかな?
と疑問に思っている人のための記事です。この記事を読むと
海外大学進学を成功させる留学準備
がわかります。
海外大学の入試は日本の推薦型入試に近く、最後の追い込みで一発逆転して合格できるシステムではありません。
また、授業は双方向型になるためアカデミックな英語力も求められます。
この記事では海外大学進学に必要な準備について解説します。
海外の大学に進学したい人はぜひご一読ください。
この記事でわかること
海外の大学に進学するための知識や事前準備
海外大学に進学後の大学生活を成功させるための準備
この記事がおすすめの人
海外の大学に進学や留学をする予定の人
海外大学への進学や留学に興味がある人
海外大学進学に必要な留学準備
結論から言うと海外の大学への進学を成功に導くために必要な事は、以下の4つになります。
早い時期からの情報収集と準備/対策
高校で良い成績を取ること
高い英語力
海外大学で必要な学習スキル
また、アイビーリーグやオックスブリッジなどいわゆるトップ校に進学したい場合は、上記にプラスして専攻に関する深い理解や知識も必要です。
早い時期からの情報収集と準備
海外の大学に進学したい場合、早い時期からの情報収集と準備は必須です。
例えば、ヨーロッパやイギリス系の大学の場合、高校で専攻分野に関連する科目を履修しておく必要がありますが、このことを知らないと希望する学部への出願すら難しくなります。
英国UPC(UCLのファンデーションコース)の出願時成績要件の例
また、同じ大学でも学部によって出願要件が異なるため、高校の評定が4.0以上あれば出願できると思っていたら実は4.5必要だったというようなことも起こります。
マレーシアマラヤ大学コンピューターサイエンス学部の募集要項の例
他にも、建築やアート系の学部の場合はポートフォリオを求める大学もあり、その形式はそれぞれ異なります。
海外大学の情報を集める方法
海外大学への進学情報は、各国政府の留学生向けのサイトや興味がある大学の公式サイトなどで情報を集め、不明な事は直接問い合わせるというのが最も確実です。
大学や問い合わせ先によってはなかなか返事がこないこともありますが、そういったことも含めてやっておくと進学後に遭遇する様々な事態に自分で対処できる力がつきます。
英語での情報種集はハードルが高すぎると感じる場合は、留学エージェントを使うと良いでしょう。
なお、留学エージェントは語学留学を中心に扱っている業者もあるので、利用する際は
留学情報館のように無料相談を行なっている留学エージェントもあるので利用してみるのもおすすめです。
高校で良い成績をとる
海外大学の入試は一発勝負の筆記試験ではなく、書類選考を軸に合否を判定します。
日本の大学でいうところの総合型入試に近く、高校の成績はとても重要です。
マラヤ大学留学生向け募集要項の例
募集要項には成績要件が明記されており、基準に満たない場合は、基本的に不合格です。
そのため、高校の提出物や定期テストなどはしっかりと取り組み、良い評価をもらっておくことが大切です。
高いお金を払って予備校に通う必要はありませんが、もし学校の勉強でわからない部分があった場合は、スポット的に質問できるストアカやオンライン家庭教師なども利用して取りこぼしのない学習をするように心がけると良いでしょう。
高校の成績をアップする目的でオンライン家庭教師使う場合、長い実績があるNettyか料金抑えめの家庭教師の銀河がおすすめです。
海外大学は、超名門校を除くと基準以上の成績があれば合格できる確率が高いです。
英語関連の準備について
海外大学への進学を成功させるためには、大きく分けて以下の2系統の英語学習が必要です。
IELTSなど、英語力の証明としての資格試験対策
海外大学の授業で必要なアカデミック英語学習
以下順に解説します。
IELTSやTOEFLなどの資格試験対策
海外大学に出願する際は、「IELTS」や「TOEFL」のような英語資格試験のスコアで英語力を証明します。
求められる英語力は大学や学部によって異なりますが、おおよそIELTS5.5〜7.5程度です。
入学までにIELTSやTOEFLのスコアがクリアできなかった場合、入学できない、または英語コースに半年〜1年間程度通うなどの条件付き合格になります。
また、学生ビザや奨学金に応募する際にも、基準レベル以上の英語資格のスコアが必要であるなど、留学希望者が「IELTS」や「TOEFL」のスコアを求められる場面は数多くあります。
イギリスの学生ビザ取得に必要な英語力の例
「IELTS」や「TOEFL」の対策は独学で行うこともできますが、おすすめなのはカリキュラムに無駄がない英語資格対策講座の利用です。
英語資格の講座はとてもたくさんありますが、Liberty EnglishではIELTS対策講座のほかに海外大受験コースも提供しています。
受講生は、海外大学の願書提出時に必要なエッセイの添削にも対応してもらえるので、海外留学を考えている人は一度相談してみるのもおすすめです。
独学で対策する場合
リスニングやリーディングは独学で対策できます。
リスニングは多くの英語を聞くことが有効なので、英語の聞き流しがおすすめです。
よく使われるのはCNNやBBCなどの英語ニュースですが、上級者向けです。
Audibleは聴き放題で使えるので興味がある人はご利用ください。
リーディングは、IELTSやTOEFLのリーディングセクションの出題文を読み込むのがおすすめです。
ただ、IELTSやTOEFLの出題文はレベルが高めなので、難しすぎる人は大学受験用のレベル別教材で段階的に読解力を上げていくと良いでしょう。
なお、
アウトプット系の学習は個別指導になってしまうので費用が嵩みがちですが、比較的コスパが良いのは料金設定がリーズナブルなオンライン英会話です。
IELTSやTOEFL対策ができるオンライン英会話は限られますが、以下に「IELTS」と「TOEFL」向けのカリキュラムをピックアップしてみました。
無料体験ができるので、相性が良いところを見つけてみてください。
サービス名 | 特徴 | IELTS教材 | TOEFL教材 | 体験授業 |
---|---|---|---|---|
キャンブリー |
ネイティブ講師 | IELTSスピーキング | TOEFLスピーキング練習 | 100円 |
ベストティーチャー |
スピーキング/ ライティング対策可能 |
IELTS対策コース | TOEFL iBT®対策コース | 無料 (2回) |
DMM |
1レッスン198円 | IELTS Speaking Test Preparation |
TOEFL iBT®スピーキング | 無料 2回 |
マイチューター |
無料個別サポート 4技能対策可 |
IELTS Speaking IELTS Writing他 |
TOEFL Writing Mock Test他 |
無料 (2回) |
リバティ |
通学/オンライン可 4技能対策可 |
IELTS対策コース | TOEFL iBT/ITP対策コース |
無料 カウンセリング |
バークレーハウス |
4技能対策可 短期講座もあり |
IELTS対策講座 | TOEFL対策講座 | 無料 |
また、IELTS対策ができるオンライン英会話や語学スクールは、もう少し詳しくまとめた記事があるので併せてお役立てください。
進学後に留学を成功させるための英語学習
海外の大学で求められる英語力
海外大学は、充分な成績が取れないと留年や退学という形で終了することがあります。
そのため、海外の大学では
専門用語を含む英語を理解できる
一定のスピード以上で英文が読める
会話、または文章で論理的に適切な語彙で表現する
といったことを、アカデミックなレベルでできる英語力が必要です。
そのため、渡航前には、専攻に関連する洋書した語彙やイディオムをできるだけ増やし、ディスカッションやプレゼンテーションでは英語で自分の考えを述べられるようにしておく必要があります。
できるだけお金をかけない準備方法
海外大学留学英語準備講座を利用しても良いですが、数万円〜数十万円単位の出費になります。
あまりお金をかけたくない人は、リスニングはYoutuebeやTEDで専攻に関連する動画の視聴、リーディングはKindle Unlimitedを利用した専攻に関連する書籍の多読で対策できます。
プレゼンやディスカッションは、オンライン英会話のアカデミック系教材の利用がコスパが良いです。
レポートや論文の作成は決まった型やルールがあるのでアカデミックライティングを学ぶ必要がありますが、MOOCを使えば無料です。
海外大学で求められる学習スキルの準備
海外の大学では物事の本質を捉え、論理的に考察し、自分の考えを明確にして表現するといった思考と技術が必要です。
また、課題が多いため効率の良い学習法も知っておかないと、アウトプットが間に合いません。
そのため、いわゆるカレッジスキルと呼ばれるものも身につけておくと渡航後の学習に役立ちます。
日本国内ではこういったことを学べる講座は稀ですが、MOOCでは海外大学提供の講座が無料で使えるのでぜひ活用してください。
海外のトップ大学を目指す人の進学準備
世界大学ランキングで上位のいわゆるトップ校に進学したい場合、ここまでに紹介した内容はもちろんですが、そのほかにも長い期間をかけた戦略的な準備と対策が必要です。
例を挙げると、アメリカのトップ校の場合は課外活動とエッセイが重要で、場合によってはHorizonのようなプログラムに参加し、自分自身のストーリーとして高度で感動的なエッセイを書き上げる必要があります。
一方、イギリスのオックスブリッジはファウンデーションコースからは進学できず(Aレベルの取得が必要)、面接では高度な問いに対し、論理的で整合性がある内容を即答する力が求められます。
オックスフォード大学の面接の例(擬似)
いずれのケースでも、専攻に関する上部だけの知識ではない深い理解と興味、実績、高い英語力が必要です。
そのため海外トップ校への進学は、こちらで紹介されているような海外大学進学塾を利用した長期間の準備が必須です。
まとめ
また、渡航前にどれだけしっかりと準備をしたかによって、進学後の大学生活や成績も大きく変わります。
出願時に希望する大学を諦めざるを得なかった、または授業についていけず留学が継続できなかったというような事態が起きないように、ぜひ今日から海外の大学への進学準備をスタートしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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