マレーシアの大学への留学を考える場合、資金計画の一貫として生活費の把握をする必要があります。
マレーシアの生活費は日本の半分くらいっていう話も聞くけど、実際どうなんだろう?
この記事では、マレーシアの大学に進学した場合に必要なる生活費を、統計的なデータと実例を交えながら紹介したいと思います。
この記事でわかること
マレーシアの大学に進学する際に必要な生活費の目安がわかる
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マレーシアの大学に進学・留学したい人
海外大学への進学や留学に興味がある人
マレーシアの大学進学における生活費
前提事項として、マレーシアで大学進学をする場合に必要な生活費は、ライフスタイルによって大きく変わります。
この点を踏まえて、日本人の留学生が無理なく過ごすといった視点で1か月の生活費を算出すると、35,000円〜70,000円程度になります。
マレーシアの大学は基本的に3年間で卒業なので、留学生活を通した生活費としては130万から250万かかるということになります。
食費 | 20,000円〜30,000円 |
住居費 | 10,000円〜30,000円 |
スマホ・携帯 | 1,000円〜 |
交通費 | 3,000円〜 |
ちなみにこの金額は、大学の寮またはコンドミニアムをルームシェアし、食事はマレーシア人が利用するホーカーセンター中心利用するといった、あまり贅沢をしない場合の金額です。
各項目について金額にやや幅があるので、実例を挙げながら解説していきます。
食費
特に贅沢をしなければ、1ヶ月3万円程度で食費を賄えます。
具体的には現地のマレーシア人が日常的に利用するホーカーの場合1食300円(7〜8リンギット)程度、大学構内のフードコートでも同様か場合によっては安い場合もあります。
好きなおかずを何品か選ぶことができるナシチャンプルや日本人の舌にも合うサテやチキンライスなど、毎日外食でも飽きることはありません。
ほかに、パビリオンのようなショッピングモールの中にある小綺麗なフードコートは、ホーカーセンターよりも価格設定がやや高めですが、簡単な日本食もある場合がほとんどです。
一方、スタバのようないわゆる小綺麗な飲食店の場合、飲み物が500円程度からとそれほど日本とは変わらない価格設定となっています。
自炊が難しい大学の寮住まいで外食が嫌な場合、Lazadaのような通販サイトを利用して電気式の小型調理器を購入する学生もいますが、部屋への電気製品の持ち込みは寮によって規定が異なるので確認が必要です。
スマホ・携帯
1ヶ月1200円(40RM)程度で、データ量無制限のプランを利用することができます。
そして、電話番号(SIM)を有効な状態にキープするだけでよければ、1ヶ月300円(10RM)程度の「Prepaid」方式も選択できます。
また、「Postpaid」という後払い方式で利用する場合は、月々の料金がやや高めに設定されており、
携帯やスマホ関連の費用はプランや使い方によって金額が変わります。
マレーシアの携帯キャリアやプラン、選ぶ際に気をつけるべきことについては以下の記事に詳細を解説してあります。
マレーシアで携帯キャリアを契約しようと思っている人はぜひ参考にしてください。
移動・交通費
マレーシアの移動交通費はとても安く、日本と比べると約5分の1程度です。
金額の例を挙げると、公共交通機関であるLRTやMRT、モノレールの初乗りは30円程度、Grabと呼ばれるタクシー感覚で使える配車サービスの場合、空港からクアラルンプール中心部までの50KM程度の移動でも1500円〜2000円あれば賄えます。
実際にかかる交通費は、寮やコンドミニアムから学校までの移動方法や距離によって様々です。
必要になる交通費の目安を知りたい場合は、grabの公式サイトやmy rapidのRail Fare Calculatorを利用して調べておくと良いでしょう。
住居費
住居のタイプや部屋によって、10,000円(300RM)程度〜30,000円(1000RM)程度と幅があります。
基本的に、最も住居費がかからないのは大学の寮の二人部屋です。
またローカル色の強い大学の寮のは寮費が安い傾向にあります。
例を挙げると、私立のテイラーズ大学の場合二人部屋で1ヶ月3万円程度、一人部屋の場合は5万円をこえる部屋もあります。
一方、国立サインズ大学の場合二人部屋は月9千円、一人部屋でも1万5千円程度です。
また、1ヶ月1,000RM程度住居費に充てられる場合、プールなどの設備が整ったコンドミニアムのハウスシェアも可能になります。
まとめ
世界各国の生活費を複合的なデータをもとに算出しているLivingcost.orgによると、マレーシアでの一人暮らしに必要な1ヶ月の生活費は約8万円と、日本で必要な生活費の半分程度となっています。
一方、国連職員赴任向けに発表されている各国の生活費指数データによると、マレーシアで必要な生活費は、日本の生活費の85%程度とされています。
LivingCost.orgと国連職員向けの生活費指数に違いがあるのは、ライフスタイルの違いによるものです。
例えば留学生が大学の寮の二人部屋を利用し、食事をすべてローカルの人達が行くホーカーセンターで済ませるといった場合はマレーシアの平均的な生活費で充分賄うことができます。
一方、外食はレストランで自炊も日本や欧米の食材が中心、住居は高級コンドミニアム、移動は全てタクシー、または自家用車というようなライフスタイルを送る場合は、日本と同じかそれ以上の生活費が必要になります。
生まれ育った国を離れて生活するとそれなりのカルチャーギャップがあるため、あまり切り詰めすぎるとストレスが溜まってしまうこともあります。
お財布事情と心身の健康のバランスを考えた生活を送るための資金計画作りにぜひこの記事を役立ててください。
マレーシア留学を考えているのなら、こちらの記事もおすすめです!
》【今日からはじめる】海外大学進学を成功させる留学準備【後悔しないために】
また、困った時には留学エージェントの力を借りるのもおすすめです。
なお、留学エージェントを利用する場合は何社か相談して信頼できると感じるところを選ぶと良いでしょう。
以下はカウンセリングが無料のエージェントになるのでよろしければお役立てください。
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