マレーシアに長期滞在する場合、携帯やスマホなどの通信環境も整える必要があります。
ドコモなど、日本の通信会社のローミングを利用するこもできますが、通信料金が割高になります。
そのため、マレーシアの大学に進学する場合はマレーシア国内の携帯キャリアを利用をすることになります。
この記事では、マレーシアの携帯キャリアの詳細やおすすめのプランを紹介します。
この記事でわかること
マレーシアの携帯事情
利用目的別おすすめの携帯プラン
マレーシアの携帯キャリアの詳細
この記事がおすすめの人
マレーシアに留学する人
マレーシアに長期滞在する予定がある人
マレーシアの携帯事情
マレーシアには「Maxis」、「Celcomdigi」、「 U mobile」、「Unifi」などいくつかの通信キャリアがあります。
ボルネオ島の通信エリアには若干違いがあるものの、どの携帯キャリアもマレー半島の都市部を中心に広いエリアをカバーしています。
契約の方式は「Prepaid」という前払い方式が安くプランも多彩です。
マレーシア国内の携帯キャリアを使う方法
マレーシア国内の携帯キャリアを使うためには、空港、コンビニ、携帯キャリアのショップやオンラインなどでSIMを手入れる必要があります。
そして、このSIMを携帯やスマホに入れることで、マレーシア国内の携帯キャリアを使うことができるようになります。
なお、日本国内でSIMロックされているスマホや携帯を使っていた場合は、日本国内であらかじめSIMロックを解除、またはSIMフリーの携帯を入手する必要があります。
マレーシアの携帯キャリアの利用方式
マレーシアで携帯キャリアを契約する場合、大きく分けて以下の二つの方式があります。
後払い方式の「Postpaid」
前払い方式の「Prepaid」
「Prepaid」と「Postpaid」にはそれぞれ特徴があるのでそれぞれ解説をしていきます。
「Prepaid」方式の特徴
「Prepaid」方式は事前にチャージ(トップアップ)したデータを使う方式です。
プリペイド方式は、契約期間の縛りや購入時のデポジットがなく、利用状況に合わせて毎月の利用料金が調節できるというメリットがあります。
上乗せできるプランやトップアップの方法が多彩なため、わかりづらく感じる部分もあるのですが、基本は以下の形になります。
スターターSIMを入手
+
好きなプランまたはデータを追加
プリペイド方式のSIMには有効期限があるため、基本的に以下のようなケースではSIMが無効になります。
データがチャージされていない
通信をしていない状態が50日〜90日程度続く
そのためプリペイド方式のSIMを継続して利用するためには、定期的にデータのトップアップをする必要があります。
Prepaidのメリット
契約期間に縛りがない
デポジットが不要
「Postpaid」と比較して料金設定が低め
使うデータ量やプランを柔軟に選択できる
Prepaidのデメリット
毎月のトップアップかプランの追加が必要になる
有効期限が切れた状態で放置するとSIMが無効になる
![smile globe](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/ryu_smile4_120.png)
短期留学をする場合には契約期間に縛りがないプリペイド一択です!
プリペイドSIMを選ぶ際の注意点
プリペイドSIMの場合、データ量無制限と謳っているプランを選択した場合でも「Hotspot」(テザリング)はデータ量の制限があるプランが多いです。
そのためスマホのテザリングなどでPCやタブレットをネットに繋ぎたい場合は、「Hotspot」で利用できるデータ量をあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
「Postpaid」方式の特徴
「Postpaid」は日本国内の携帯キャリアの契約と同様に、月ごとに決められた料金を払う後払い型の利用方法です。
プロモーションを利用してスマホ本体を安く手にいれることも可能ですが、契約期間に縛りがあり、外国人は契約時にデポジットが必要になります。
Postpaidのメリット
スマホ本体を安く手に入れることができる
毎月のトップアップ作業が不要
Postpaidのデメリット
契約期間に縛りがある
デポジットを納める必要がある
目的別のおすすめプラン
マレーシアの携帯キャリアはプランの種類がとても多いです。
そのため、どれを選べば良いのかわからない、または調べるのが面倒な人は以下のプランがおすすめです。
寮や大学のWifiを中心に使う人→15RM程度/月でSIMが維持できる「Digi」のプリペイド
PCやタブレットをテザリングを利用してネットに接続したい人→40RM程度/月でデータ無制限で使える「HotlinkのUnlimited」
あまり携帯を使わないけれどもSIMを維持したい人→ 有効期限が90日の「Unifi」のプリペイド
生活圏がマレー半島の都市部→ 価格設定が低めの「U mobile」のプリペイド
なお自分でじっくりと比較検討したい人は、以下に各キャリアの概要とプランを解説していきますので参考にしてください。
大手通信キャリアの特徴とプラン
基本的にどの携帯キャリアも「Prepaid」と「Postpaid」方式のプランを提供していますが、それぞれ特徴があります。
例えばHotspot(テザリング)のデータも無制限になるプランを提供している「Hotlink」、SIMの有効期限が90日と長い「Unifi」、低めの価格設定の「U mobile」、プランの柔軟性が高い「Digi」などニーズに合わせた選択が可能です。
以降マレーシア国内で多くのシェアを占めている「Maxis」「Celcomdigi」「U mobile」「Unifi」の4社の概要と選び方のコツを紹介します。
Maxis(Hotlink)について
Maxisは「Postpaid」型契約のほかに、「Hotlink」というブランドで「Prepaid」と「Postpaid」型のプランを提供しています。
MaxisのSIMはショップのほか、マレーシア国内のコンビニや空港などで手に入れることができます。
直接ショップを訪れて購入したい場合はMaxis公式サイトのVisit our Maxis Storesで検索することができます。
Maxisの通信エリアとスピード
Maxisの通信エリアはマレー半島の都市部や幹線道路近辺だけでなく、ボルネオ島の一部もカバーしています。
人里離れたエリアでなければ特に問題はなさそうですが、生活圏がボルネオ島側の場合は詳しい通信状況の確認をおすすめします。
なお、Maxisの通信エリアやスピードは、以下のリンクから調べることができるので利用してみてください。
Maxis mobileの通信エリア(npref):Maxis 3G / 4G / 5G coverage map, Malaysia
Maxis mobileの通信スピード(npref):Maxis 3G / 4G / 5G bitrates map, Malaysia
![npref Coverage map(Maxis)](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_1.jpg)
Maxis(Hotlink)のPrepaidプランについて
Maxisのプリペイド型プランは「Hotlink」というブランドで展開されています。
スターターパックを購入→データやプランのトップアップ
という流れで使うことができます。
以下Hotlinkのプリペイド型の代表的なプランを紹介します。
「Pantas」プランの概要
![Hotlink](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_2.jpg)
「Pantas」プランはデータ量と有効期限が設定されているプランです。
データ量や有効期限は金額によって代わります。
![Hotlink](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_2b.jpg)
トップアップをする場合SIMの有効期限はデータのトップアップ(チャージ)をした日からカウントされ、以下のようなルールがあります。
10リンギット未満の場合は5リンギットごとに5日の有効期限
10リンギット以上の場合は30日間の有効期限
最低10リンギット(300円程度)あれば1ヶ月間電話番号をキープすることができるということですね。
![Hotlink](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_18.jpg)
そして、SIMの有効期限が切れた状態のまま放置すると、受信のみ可能な期間を経た後にSIMそのものが使えなくなります。
なお、こまめなトップアップを面倒に感じる場合はSIMを1年間有効にできる「365days」パスを購入すると毎月の煩わしい作業から解放されるので、検討すると良いでしょう。(Hotlink Q&A:Hotlink Pantas – Internet, 365 days Active Period Pass & IDD passes参考)
「Unlimited」プランの概要
Hotlinkの「Unlimited」プランは名前の通りデータ量に制限がありません。
ただし、SIMの期限はあるため定期的なトップアップやプランの購入が必要になります。
![Hotlink](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_3b.jpg)
MaxisのPostpaid方式の概要
Maxisの「Postpaid」型契約で最安なのは、月額78リンギット(2400円程度)で60GBのデータが使えるプランになります。
(参考:Maxis postpaidプラン)
(参考:How to sign up and join for new mobile postpaid line by Maxis?)
HotlinkのPostpaid方式の概要
Maxisは、別ブランド展開している「Hotlink」でも「Postpaid」型のプランを提供しています。
HotlinkのプランはMaxisの「Postpaid」よりも少ないデータ量かつ低い価格設定で、スマホ本体を購入するプランも提供しています。
(参考:Hotlink postpaid)
(参考:Service Specific Terms & Conditions (“SSTC”) – Hotlink Postpaid)
Celcomについて
Celcomはマレーシアで最も古くからある携帯キャリアです。
2022年に「Digi」と合併し「Celcomdigi」となりましたが、「Celcom」ブランドとしてもサービスを継続しています。
SIMはコンビニや空港などで手に入れることができますが、ショップで購入したい場合はCelcom公式サイトのStore Finderで探すことができます。
Celcomの通信エリアとスピード
Celcomは通信カバーエリアが広いと言われているキャリアです。
ボルネオ島側に滞在する場合でも使えそうですが、自分の生活圏での通信状況は以下のリンクから確認しておくことをおすすめします。
Celcomの通信エリア(npref):Celcom 3G / 4G / 5G coverage map, Malaysia
Celcomの通信スピード(npref):Celcom 3G / 4G / 5G bitrates map, Malaysia
![npref Coverage map(Celcom)](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_4.jpg)
CelcomのPrepaid方式の概要
Celcomのプリペイドプランを使う場合は、「Xpax prepaid pack」と呼ばれるスターターSIMを手に入れる必要があります。
そして「Mix&Match」と呼ばれる、自分のニーズに合わせた有効期限やデータ量の設定ができるプランを購入します。
![Celcom](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_5.jpg)
![Celcom](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_6.jpg)
CelcomのPostpaid方式の概要
Celcomの postpaidは、データ量無制限のものから2TBの高速通信ができるものまで様々なプランが提供されています。
契約時の注意点としては、
Digiについて
Digiは、2022年に「Celcom」と合併し「Celcomdigi」となった後も、「Digi」ブランドを展開し続けています。
SIMは空港やコンビニ、オンラインで入手することが可能ですが、Digiのショップを訪れたい場合はDigi公式サイトの店舗検索を利用すると良いでしょう。
DIgiの通信エリアとスピード
Digiも「Celcom」同様に、都市部や幹線道路中心に広い通信カバーエリアとなっています。
Digiの通信エリア(npref):Digi 3G / 4G / 5G coverage map, Malaysia
Digiの通信スピード(npref):Digi 3G / 4G / 5G bitrates map, Malaysia
![npref Coverage map(Digi)](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_7.jpg)
DigiのPrepaid方式の概要
Digiの「Prepaid」スターターSIMは、初期設定の有効期限が7日とHotlinkなどと比べてやや長めです。
利用する場合は「Maxis」や「Celcom」と同様、スターターSIMを購入→データのトップアップやプランの追加を行うという流れになります。
なお、有効期限が30日のプランはスピードやデータ量重視など、さまざまなプランが提供されています。
![Digi料金プラン](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_8.jpg)
DigiのPostpaid方式の概要
Digiの「Postpaid」型契約は、40RM /月程度の低めの料金設定のプランや、iphoneなどのスマホ本体を手に入れることができるプランもあったりと選択肢が豊富です。
![Digi](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_9.jpg)
プランによっては家族6人までデータ量をシェアすることができるので、家族や兄弟でマレーシアに滞在する場合には検討してみても良さそうです。
また、Digiの「Postpaid」契約のデポジットは返金時期が契約解除の約2ヶ月後になるので、帰国時には計画的に手続きを進めることをおすすめします。(参考:How to sign up for a Digi Postpaid plan?)
U mobileについて
2007年から2009年までNTTドコモも出資していた「Umobile」は比較的新しい携帯キャリアです。
「Maxis」や「Celcom」に比べると月単位のプランの価格設定が低めなので、通信がカバーされているエリアが生活圏の場合はお得感があります。
SIMは空港やコンビニ、公式サイトなどで購入することができますが、ショップで契約をしたい場合は U mobile公式サイトの店舗検索から探すことができます。
U mobileの通信エリアとスピード
U mobileは、「Celcom」や「Maxis」に比べてボルネオ島内の通信エリアは劣りますが、マレー半島側では都市部や幹線道路を中心に広くカバーしています。
U mobileの通信エリア(npref):U mobile 3G / 4G / 5G coverage map, Malaysia
U mobileの通信スピード(npref):U mobile 3G / 4G / 5G bitrates map, Malaysia
![npref Coverage map(U mobile)](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_15.jpg)
U mobileのPrepaid方式の概要
他のキャリアと同様、スターターパックを購入し、プランの選択、またはデータをトップアップする形で利用をすることができます。
U mobileは月額40RMで5Gやホットスポットも含む通信量に制限のないプランがあるので、wifiのない環境でPCやタブレットをネットに繋ぎたい人におすすめです。
![U mobile](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_10.jpg)
なお、データをトップアップをした場合、SIMの有効期限は1RM=1日として延長されますが、起算日はチャージをした日からとなるため以下のようになります。
有効期限が30日後で10RMトップアップ→有効期限は変わらない
有効期限が0日で10RMトップアップ→有効期限が10日延長される
U mobileのPostpaid方式の概要
「Postpaid」プランも、CelcomやMaxisと比較して低めの価格設定です。
たとえばMaxisやCelcomの場合60GB /月で80RM 程度かかるプランが、U mobileの場合40RM /月以下といった価格になっており、電波の入りやすいマレー半島側の都市部が生活圏であればお得感があります。
![U mobile](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_11.jpg)
Unifiについて
Unifiはブロードバンド事業も行うテレコムマレーシア傘下の携帯キャリアです。
![Mobile Network Experience Report](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_12.jpg)
Unifiの通信エリアとスピード
ボルネオ島側では通信エリアがカバーされていないエリアもありますが、マレー半島側では都市部を中心に広くカバーされています。
Unifiの通信エリア(npref):Unifi 3G / 4G / 5G coverage map, Malaysia
Unifiの通信スピード(npref):Unifi 3G / 4G / 5G bitrates map, Malaysia
![npref Coverage map(Unifi)](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_17.jpg)
UnifiのPrepaid方式の概要
Unifiのプリペイドプランは、データやパックのチャージだけでなく、SMSなどを含む何かしらの通信があればSIMを90日維持することができます。
![Unifi](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_16.png)
他のキャリアは有効期限内のデータがないと、50〜60日程度でSIMが失効する場合がほとんどです。
そのため、それほど携帯は使わないけれどもSIMを有効にしておきたい人や、セカンドSIMを持ちたい人にもUnifiはおすすめです。
![smile globe](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/ryu_smile4_120.png)
ちなみにマレーシアではPrepaid方式のSIMは一人5枚まで持つことができるよ。
UnifiのプリペイドSIMも、ほかのキャリアと同様にまずはスターターパックを手に入れ、その後プラン、またはデータをトップアップして利用するという形になります。
![Unifi](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_13.jpg)
1週間や1日単位、2時間単位で追加できるプランもあるので用途に応じて使い分けることができますね。
![Unifi](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/04/malaysia_mobile_carriers_14.jpg)
UnifiのPostpaid方式の概要
30GB /月で39R Mが最安でRM60GB /月が55RMということで、U mobileのPostpaidよりは高いものの、MaxisやCelcomよりは安い価格設定になっています。
日本で使っていた電話番号をキープしておきたい場合
マレーシア渡航後は、基本的にマレーシアの携帯キャリアを利用することになるので、日本で使っていた電話番号は必要なくなります。
ただ、今まで使っていた電話番号をキープしておきたい人は、出国前にMNPで格安SIMに乗り換えておくのもおすすめです。
格安SIMも色々ありますが、「HISモバイル」は月額290円〜という価格で音声通話付きのSIMが持てます。
データの上限が100MBでドコモ回線のみという制限はありますが、マレーシアにいる間も日本の電話番号をキープしておきたい人はぜひご利用ください。
日本国内でeSIMを手に入れておくのもおすすめ
慣れない国で、しかも英語に自信がない場合スムーズに契約や開通手続きを進めることが難しい場合があります。
わからないことをネットで調べながら進めるにしても場合も何らかの通信手段が必要になります。
日本のキャリアの海外ローミングを利用しても良いのですが、とても割高です。
![NTTドコモローミング料金](https://ryugakunomori.com/rmwp/wp-content/uploads/2023/10/malaysia_mobile_carriers_19b.jpg)
そのため、1週間〜1ヶ月程度の生活が落ち着くまでの期間、マレーシアで使うことができるSIMを日本出国前に用意しておいても良いかもしれません。
以下は、日本国内で購入できて、マレーシアでも使うことができる「eSIM」のプランになります。
「eSIM」はQRコードを読み込むだけで使うことができ、主回線もそのまま使うことができるので対象の機種を持っている人は活用してください。
*利用可能期間超過後も低速で使い放題
ちなみに、eSIMはiPhoneだとXR以降の機種のほか、XperiaやAQUOSなどでも利用できます。
eSIMの対応機種の詳細についてはeSIM対応機種の確認方法でも詳細を確認できます。
また、Glocal SIMのサイトでも対応機種と合わせてSIMロックの解除や設定方法の詳細が説明されているのでぜひこちらもご活用ください。
無料Wifiについて
マレーシアではレストランや空港、ホテルなどの公共の場では無料Wifiが普及しているのですが、人が多く集まるところが中心となっているので通信速度は遅めの場合が多いです。
もし無料Wifiを利用する必要がある場合は、以下のサイトなどを利用しWi-Fiスポットを探すことも可能です。
Wifi Map: Malaysia(都市名をクリックすると地図が表示されます)
ただ、無料Wifiはデータの改竄やパスワードやIDといった個人情報の漏洩、マルウェアやウィルスへの感染リスクが高いので、あくまでも一時的な利用に留めておくことをおすすめします。
まとめ
マレーシアは日本に比べると生活にかかる費用全般が安く、携帯料金の価格設定も低めです。
マレーシア国内ではプリペイドSIMは5枚まで所有することができるので、通信状況にやや不安が残るボルネオ島側の微妙な地域に住む場合、何枚かSIMを手に入れておいても良いかもしれないですね。
(参考MCMC:Is there a limit to the number of prepaid SIM card a user can purchase?)
通信手段の確保は、特にマレーシアでの生活に慣れるまでは命綱とも言えるので現地で慌てることがないようにあらかじめ準備しておくことをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。