この記事は、

海外の大学に進学したいけど、どんな準備をすれば良いのかな?
と疑問に思っている人のための記事です。この記事を読むと
海外大学進学を成功に導く留学準備
がわかります。
海外大学への進学は、日本国内の大学への進学とは異なる点が多いです。
まず、入試は一発勝負の試験ではなく、高校の成績や在学中の活動などが合否判定の基準になります。
また、進学後はレポートやプレゼンなどの課題が多く課されるため、効率よく学習するためのカレッジスキルやアカデミックイングリッシュの知識も必要です。
この記事では海外の大学への進学を成功させるために必要な準備について解説します。
海外大学への進学に興味がある人はぜひご一読ください。
この記事でわかること
海外大学への進学を成功させるための準備
進学後の大学生活を成功させるためにやっておくべきこと
この記事がおすすめの人
海外の大学に進学や留学をする予定の人
海外大学への進学や留学に興味がある人
海外大学進学を成功に導く留学準備
結論から言うと海外の大学への進学を成功に導くために必要な準備は、以下の5つです。
高校で良い成績を取る
出願に必要な科目の履修
英語資格のスコアの取得
丁寧な情報収集
アカデミックイングリッシュと学習スキルの取得

トップ大学に行きたい人は、研究やコンテスト入賞など高いレベルの課外活動や知識も必要だよ。
以下それぞれについて解説していきます。
出願までに必要な準備
高校で良い成績をとる
海外大学の入試は、日本の大学でいうところの総合型入試に近く、書類選考を軸に合否が判定されます。
日本の総合型入試との違いは、ほとんどの大学では合格に必要な基本条件が提示されている点です。
一例として、マラヤ大学の留学生向けのエンジニアリング学部の募集要項を見てみると、願書提出にあたり必要な高校の成績やIELTSのスコアがが明記されています。
マラヤ大学留学生向け募集要項の例

募集要項に高校の成績要件が含まれていることからもわかるように、高校の成績が良いと入学できる大学が増える一方、成績が悪いと大学の選択肢が減ります。
学校の成績があまりよくない場合、オンライン家庭教師やスポット的な指導が受けられるココナラなどを活用して良い成績が取れるように対策しておくことをおすすめします。
専攻に関連する科目の履修
出願要件には語学力や評定平均に加えて、専攻分野に関連する科目の履修をが含まれている事もあります。
履修科目の指定がある場合、単に履修するだけでなく最低限必要な成績も定められている事も多いです。
必要な科目を履修していないと、出願すら受け付けてもらえないことになるので、
英国UPC(UCLのファウンデーションコース)の出願時成績要件の例

英語資格の取得
海外の大学への入学にあたっては、英語力の証明として「IELTS」や「TOEFL」のような英語資格試験のスコアが求められます。
必要なスコアは大学や学部によって異なりますが、IELTSで言うと5.5〜7.5程度です。
出願次に基準スコアが取れていない際に「英語力が基準レベルに達したら」入学可能といったようなConditional Offerをもらえる事もありますが、入学時期までにスコアが満たない場合、語学コース経由になるなどの不確定要素含みの合格になります。
学生ビザ取得に必要な英語力の例(英国)

なお、「IELTS」や「TOEFL」の対策は独学もできますが、おすすめなのはカリキュラムに無駄がない資格試験対策講座の利用です。
英語試験の対策講座はたくさんありますが、Liberty EnglishではIELTS対策講座やTOEFL対策講座だけでなく、海外大受験コースも提供しており海外留学との相性が良いです。
無料相談ができるので海外留学を考えている人は一度問い合わせてみても良いかもしれません。
また、バークレーハウスもIELTSなどの英語試験対策に加えて留学サポートも行っているので、総合的なサポートが欲しい人におすすめです。
資格試験対策の費用を節約したい場合
正直なところ、リスニングやリーディングなどのインプット系の技能は独学できます。
リスニング対策
リスニングは、試験対策として出題形式に慣れる必要がありますが、本質的なリスニング力の向上はより多くの英語を聴くこと基本です。
よく使われるのはCNNやBBCなどの英語ニュースですが、上級者向けです。
そのため、BBCやCNNが難しすぎる人は、オーディオブックなどを利用し、簡単な洋書の聞き流しから始めるのがおすすめです。
特に、Audibleは聴き放題で使えるので何を使えば良いかわからない人はぜひ活用してください。
リーディング
リーディングは、スキミングやスキャニングといったテクニックも必要ですが、基本は多読です。
具体的には、IELTSやTOEFLの問題集に含まれる英文を読み込むことをおすすめします。
なお、問題集の英文が難しすぎる場合は、CEFRに対応している大学受験用のレベル別教材を使うと英語力に見合った学習ができるので効率が良く学習できます。
スピーキング
スピーキングやライティングは、個別指導が必要になります。
難点は、IELTSやTOEFL対策ができるオンライン英会話が限られる点ですが、以下に「IELTS」と「TOEFL」対策ができるオンライン英会話教室をピックアップしておきました。
無料体験も可能なので、ぜひ活用してください。
また、以下の記事ではIELTS対策ができるスクールについて解説しています。
各スクールの詳細が気になる人はぜひご一読ください。
丁寧な情報収集
よく確認しないままに出願や手続きを進めることは、不合格やビザ取得時のトラブルなどにつながります。
どういうことかというと、例えばマラヤ大学は評定平均が4.0あれば合格できると言われていますが、コンピューターサイエンス学部の募集要項をよく見ると、評定平均は4.5以上必要と小さく書かれています。
マレーシアマラヤ大学コンピューターサイエンス学部の募集要項の例

もう少しわかりやすく書いて欲しいところですが、これを見落としてしまうと受かる確率が限りなく低い学部に願書を出してしまうことになります。
ほかにも、教育や法律系の学部では求められる語学力が高いことがあったり、建築やアート系の学部ではそれぞれ固有の形式ポートフォリオが必要であったり、提出書類のアポスティーユや領事認証の必要性など、確かめておくべきことはたくさんあります。

出願する学部の募集要綱や大学の出願手続きは余すところなく読んでおこう!
情報収集の方法
留学エージェントなどのホームページにもさまざまな大学の情報が掲載されていることもありますが、
また、ビザや渡航後の生活など留学における総合的な情報は、各国政府による留学生向けのサイトがよくまとまっています。
政府系のサイトは営利目的ではないこともあり、実用的で幅広い情報が手に入るのでぜひ活用してください。
そうはいっても、やっぱり英語での情報収集はハードルが高すぎると感じている人は、留学エージェントを利用することもあるかと思います。
留学エージェントを使う場合、語学留学のサポートが中心の業者ではなく
進学後に留学を成功させるための準備
次は、大学に進学した後の学習をスムーズに進めるための準備について解説します。
アカデミックイングリッシュの学習
海外の大学は課題が多いため
学術用語を含む英語を理解できる
一定のスピード以上で英文が読める
アカデミックなフォーマットでレポート作成やプレゼンができる
といったレベルの英語力が必要です。
海外大学の場合、充分な成績が取れないとビザの取得にも関わり、留年、あるいは退学になってしまうこともあります。

IELTSなどの英語資格試験のスコアをクリアしただけの英語力では、正直、大学の授業について行くのは厳しいです。
そのため、大学で必要になるアカデミックイングリッシュも渡航前に学習しておきましょう。
カレッジスキルの取得
海外の大学では、授業で教えてもらうというよりも、物事の本質を捉え、論理的に考察し、自分の考えを明確にして表現するといった流れで学習が進みます。
課題の量も多いため、効率の良い学習法を知らないとアウトプットが間に合いません。
そのため、ノートを取る際のテクニックやクリティカルシンキングのようなカレッジスキルが必要になります。
日本国内でこういったことを学べる場所は限られますが、MOOCでは海外の大学が数多くの講座を提供しています。
MOOCは無料で使えるのでぜひ活用してください。
海外のトップ大学を目指す人の進学準備
オックスブリッジやアイビーリーグのようなトップ校に進学したい場合、ここまでに紹介した内容に加えて戦略的な準備と対策が必要です。
例を挙げると、アメリカのトップ校の場合は課外活動とエッセイが重要で、場合によってはHorizonのようなプログラムに参加し、自分自身のストーリーとして高度で感動的なエッセイを書き上げる必要があります。
一方、イギリスのオックスブリッジはファウンデーションコースからは進学できず(Aレベルの取得が必要)、面接では高度な問いに対し、論理的で整合性がある内容を即答する力が求められます。
オックスフォード大学の面接の例(擬似)
いずれのケースでも、専攻に関する上部だけの知識ではない深い理解と興味、実績、高い英語力が求められます。
そのため海外のトップ校に進学したい人は、こちらで紹介されているような海外大学進学塾を利用した長期間にわたる準備が必須です。
まとめ
また、渡航前にどれだけしっかりと準備をしたかによって、進学後の大学生活や成績も大きく変わります。
出願時に希望する大学を諦めざるを得なかった、または授業についていけず留学が継続できなかったというような事態が起きないように、ぜひ今日から海外の大学への進学準備をスタートしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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