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マレーシア大学進学|入学要件と出願プロセス

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この記事ではマレーシアの大学に進学するために必要な条件と出願プロセスを解説します

この記事でわかることとおすすめの人

この記事でわかること

マレーシアの大学入試の特徴

マレーシアの大学の入学要件

マレーシアの大学の出願プロセス

この記事がおすすめの人

マレーシアの大学に進学したい人

マレーシアの大学進学に興味がある人

マレーシアの大学入試の特徴

マレーシアの大学の出願は日本の大学の出願と異なり、出願=選考です。

日本の大学の一般入試のような試験日というものはなく、出願した時点で選考プロセスに入ります。

結果についても決まった合格発表日はなく、順次個別に合格/不合格が通知されます。

一発勝負の試験ではなく、出願にあたって必要な基本的な入学要件も提示されていることなどから、日本の大学でいうところの推薦入試に近い選考方法と言えるでしょう。

マレーシアの大学の入学要件について

マレーシアの教育システムはイギリスとよく似ていますが、マレーシアの場合、イギリスの大学に進学する際には必須のファウンデーションコースは不要で、日本の高校の卒業資格で直接大学に出願できます。

入学要件としては、高校の成績と英語力が一定以上あることが一般的で、詳細は大学や専攻によって異なります。

専攻によっては面接や試験が必要な場合もありますが、アメリカの大学入試で求められる高度なエッセイや課外活動は不要です。

なお、私大の場合は入学要件を満たしていれば不合格になることは稀ですが、国公立大学の場合は入学要件をクリアしていても必ず合格できるというわけではありません。

大学/専攻ごとの入学要件

大学や専攻ごとの入学要件は大学の公式サイトで確認できます。

入学要件を調べる際に注意が必要なのは、同じ大学でも学部や専攻によって要件が異なる場合がある点です。

入学要件の例

マラヤ大学を例に挙げると建築環境学部では建築学専攻のみ学部を通して共通の入学要件に加えてドローイングテストが課されます。

また、ビジネス&経済学部では経済や金融専攻で求められる平均成績は65%であるのに対し、経営管理専攻の場合は70%の成績が必要です。

マラヤ大学ビジネス&経済学部の成績要件
マラヤ大学ビジネス&経済学部の入学要件の例

他に、IELTSについても技能ごとのスコアも定められている場合があるので、出願する際は専攻ごとの要件の確認は必須です。

なお、英語力の証明(IELTSなど)はどの大学でも必要なので、留学する/しないに関わらず英語学習の一環として早いうちから取り組んでおくことをおすすめします。

成績要件について

成績については、日本の高校の偏差値のようなものによる重みづけはなくあくまでも在学している学校で得た成績での評価になります。

なお、マレーシアでは以下のような基準で成績を評価するので、高校の成績が5段階評価の場合は置き換えて考える必要があります。

マレーシアの成績評価
GPA4.0は日本の高校の成績で5.0にあたる(Malaysian Qualification Statement)

入学要件の探し方

入学要件はほとんどの場合、大学の公式サイトで「Entry Requirement」や「Requirement」として掲載されています。

入学要件の掲載方法は大学によってまちまちなのですが、一箇所にまとめられていない場合、専攻(コース)の詳細ページに掲載しているパターンが多いです。

なお、入学要件を調べる際は場合は専攻別のページにある「Entry Requirement」という文言を手掛かりにすると探しやすいです。

ちなみに、以下は進学を希望する日本人が多い私大とマレーシアで序列上位の大学の学部情報/入学要件掲載ページへのリンクです。

英語のページになりますが、進学したい大学がある人は一度目を通しておくことをおすすめします。

サンウェイ大学

Courses-Undergraduate

テイラーズ大学

Explore all programmes

モナシュ大学

(成績)Undergraduate

(英語)English language requirements

マラヤ大学

Entry Requirements

サインズ大学

General Requirement(専攻ごとの要件はコース詳細参照)

マレーシア国民大学

Faculties and Programmes Offered(専攻ごとの要件はコース詳細参照)

入学要件がわかりづらいとき

国公立大学の成績要件は日本の高校の成績(HIGH SCHOOL CERTIFICATES)の成績についても明記されていることがほとんどですが、私大の入学要件は日本の高校の成績の扱いがわかりづらいことがあります。

よくわからない場合は直接問い合わせるか、私大の場合、英文の成績証明(見込み)を送ると、高校卒業前でも事前審査をしてもらえます。

大学への問い合わせや事前審査の依頼は自分でもできますが、無料で相談に乗ってくれる留学エージェントもあるので問い合わせてみても良いかもしれません。

マレーシアの大学への出願から合格までのプロセス

出願から合格通知までのプロセスは大きく分けると以下のようになります。

マレーシアの大学の願書提出の流れ

以下に詳細を解説します。

出願書類の準備

願書提出時に必要な書類は大学や学部によって若干異なりますが、基本的には以下のようになります。

願書(出願システム上で入力)

英文の高校の成績証明や卒業証明書

英語力証明書(IELTS・TOEFLのスコアなどを証明できるもの)

パスポートのコピー

パスポートサイズの写真

Health Declaration Form(フォーム上で入力する場合もある)

なお、学校や学部によっては上記の他に「志望理由書」や「エッセイ課題」、建築やアート系学部の場合は「ポートフォリオ作品」、親の収入/銀行の残高証明、奨学金の証明書等が必要な場合もあります。

いずれの場合も英文のものが必要で、特に「英文の成績証明」や「英文の卒業証明」はどの大学でも求められるので、マレーシアの大学への進学を考えている場合は早めに学校の担任の先生に伝えておくことをおすすめします。

なお、「志望理由書」や「エッセイ」がある場合、英語の先生に監修してもらっても良いのですが、カレッジエッセイの監修サービスの利用もおすすめです。

願書の提出

願書提出の時期

ほとんどの大学では、入学時期が年に2回あるので出願時期も2回あります。

秋入学の出願:3月〜8月ごろ

春入学の出願:10月〜1月ごろ

出願期間は数ヶ月間あることがほとんどですが、特に国公立大学の場合、願書を提出を終えるまでに時間がかかることがあるので、余裕を持った出願がおすすめです。

出願方法

願書の提出は各大学が提供している出願システムを通して行うのが基本です。

流れとしては、まず出願システムにアカウントを作り、その後フォーム(願書)の記入と書類のアップロード+国公立大学の場合は出願費用の支払いが完了すると願書の提出ができるようになります。

面接や試験がある場合は願書提出後に試験の受け方や面接の日程について連絡があり、ない場合は選考結果を待つことになります。

なお、以下は2025年5月現在の日本人留学生が多い私大とマレーシアで序列上位の国公立大学の出願方法と出願システムへのリンクです。

マレーシアの大学への進学に興味がある人は進学準備の参考にしてください。

サンウェイ大学

(出願方法)Apply now

(出願システム)Online Application

テイラーズ大学

(出願方法)Undergraduate Admission
(出願システム)TOPAS

モナシュ大学

(出願方法)Online application

(出願システム)MY.APP

マラヤ大学

(出願方法)HOW TO APPLY FOR A BACHELOR’S DEGREE

(出願システム)MAYA Portal

サインズ大学

(出願方法)How To Apply

(出願システム)Pohon@USM

マレーシア国民大学

(出願方法)Applicarion Procedures

(出願システム)JOIN UKM

なお、出願システムによってはメンテナンス中になっていることもあるのですが、その場合は大学に直接問い合わせてみることをおすすめします。

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マレーシアの大学のサイトは日々アップデートされるので、実際に出願する時は大学に確認してみてね

出願結果

出願結果は出願システムや、メールで通知(オファーレターなど)が送られてくることで確認できます。

願書を提出してから結果が出るまでの期間はまちまちですが、私大の場合は数日〜数週間、国公立は早いと1週間程度ですが数ヶ月かかることもあります。

入学が許可されオファーレターが手に入ると、ビザの申請や寮の手配など、進学に必要な手続きに移ることができます。

まとめ

マレーシアの大学入試は日本のような一発勝負ではないため、高校の成績や英語力がとても大切です。

特に、英語要件であるIELTSは試験内容が難しく、ギリギリまで苦戦する人が多いので、マレーシアの大学に興味がある人は、なるべく早いうちに対策を始めることをおすすめします。

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