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マレーシア科学大学の特徴と学部・学費・入学要件(サインズ大学)

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この記事はマレーシア科学大学に興味がある人や、安く留学できる大学を探している人向けの記事です

マレーシア科学大学は1969年にマレーシアで2番目に設立された国立大学で、2025年度のQS社の大学ランキングでは146位と世界的に高く評価されています。

科学大学という名称ではありますが、文系学部も充実しておりマネジメントやコミュニケーション、会計といった文系コースに志願する学生が多いという一面もあります。

マレーシア科学大学のコースの出願者数
出願者が多い上位3コースは全て文系(Learn-Lead -Succeed

この記事では、マレーシア科学大学の特徴や学費、入学要件、出願方法などについて解説します。

マレーシア科学大学に進学したい人や、安く留学できる大学を探している人はぜひご一読ください。

この記事でわかることとおすすめの人

この記事でわかること

マレーシア科学大学の特徴

マレーシア科学大学の学部と学費

マレーシア科学大学の入学要件と出願方法

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目次

マレーシア科学大学の特徴

APEX指定校

マレーシア科学大学はAPEX校として指定された大学です。

APEX(Accelerated Programme for Excellence)は、マレーシアの高等教育機関を世界的な水準にするためのマレーシア政府によるプログラムです。

そのため、マレーシア科学大学はマレーシア初の100Gbps研究教育ネットワークへの参加や、MOOC、マイクロクレデンシャル(学位取得につながる単位ごとの履修証明)といった先進的なプロジェクトや、キャンパス内に20,000枚を超える太陽光モジュールを設置するなど持続可能性を追求する取り組みを行なっています。

SDGsへの取り組み

APEXと関連しますが、マレーシア科学大学には、持続可能な未来のために高等教育を変革するというビジョンがあり、さまざまな活動を行っています。

具体的には、ASEAN地域の学位水準を世界的なものにするCALOHEA(高等教育機関のグローバル化を目的とする組織)での取り組みや、キャンパス内のKUFS-USM Japanese Cultural Centreにおける平和と持続的な発展に貢献できる人材の育成など、その内容は多岐にわたります。

こういったこともあり、2025年度のタイムス社 のSDGsを評価するランキング(University Impact Rankings)では、世界14位という高順位を得ています。

スクール制の採用

マレーシア科学大学は、設立当初から学部制ではなくスクール制を採用しています。

スクール制であることにより、学生は学部にとらわれずに興味があるコースを副専攻として選ベるため、複数の学術分野に渡る知識を身につけることが可能です。

留学生と国際交流について

マレーシア科学大学は世界各国の高等教育機関とパートナーシップを結んでおり、その数は150を超えます。

そのため、毎学期多くの交換留学生が集まり、加えて正規課程における留学生も受け入れていることから、学生のうちおおよそ10%は留学生です。

2024年度の秋学期の例では中国やフランス、ドイツ、オランダ、インドネシア、フィンランド、などの国々から交換留学生が165人、正規留学として304人の留学生が入学しており、この中には日本人も含まれています。

所在地と環境

マレーシア科学大学のキャンパスは、マレー半島北部を中心にマレーシア国内に5つ、国外に1つあります。

マレーシア科学大学のキャンパス

学部課程のコースが開講されているのは、メインキャンパス、エンジニアリングキャンパス、ヘルスキャンパスとなっており、そのほかのキャンパスは修士/博士課程や研究課程が中心です。

マレーシア科学大学のキャンパスと学部(スクール)

キャンパス 学部(スクール)
メインキャンパス
(ペナン州)
経営学部、教育学部、芸術学部、人文学部、社会科学部、数理科学部、コンピューター学部、コミュニケーション学部、住宅/建築/計画学部、生物科学部、産業技術学部、物理学部、薬学部など
エンジニアリングキャンパス
(ペナン州)
航空宇宙工学部、土木工学部、材料/鉱物資源学部、電気電子工学部、化学工学部、機械工学部など
ヘルスキャンパス
(ケランタン州)
医学部、歯学部、健康科学部
高度医療/歯科研究所
(ペナン州)
修士/博士/研究が中心
USM@KL
(クアラルンプール)
修士/博士/研究が中心
KLEキャンパス
(インド)
医療系コース

なお、国外にあるキャンパスはインドに置かれており、こちらは医療系コースのみが提供されています。

メインキャンパスについて

メインキャンパスはマレー半島北部のペナン島にあり、ペナン国際空港から車で15分程度の距離のところに位置しています。

敷地は420ヘクタール(東京ドーム約90個分)という広さを誇り、敷地内を巡回するバスが運航されています。

移動はバスだけでなく自転車やキックボードなども使うことができるので、広い敷地内での移動に利用されています。

マレーシア科学大学は、「庭園の中の大学」というコンセプトを掲げたキャンパス作りをしているため、自然が豊かで、敷地内でオオトカゲなどをみかけることもあります。

施設面では24時間利用可能な自習室や図書館のほか、カフェテリア、銀行、売店、郵便局といった生活に必要な施設が一通り整っています。

また、サッカー場、ランニングトラック、オリンピックサイズのプールのようなスポーツ施設も充実しており充実したキャンパスライフが送れる環境です。

マレーシア科学大学の学費

日本の国公立大学の学費は文部科学省による国立大学の標準額が基本になりますが、マレーシアでは大学やコースによって学費が異なります。

マレーシア科学大学の場合、医歯薬系を除くと卒業までにかかる学費は180万円〜260万円程度です。

スクール(学部)別の学費一覧

学部 学費
School of Medical Sciences
(医学部)
1,995万円
(137,500USD)
School of Dental Sciences
(歯学部)
1,630万円
(112,500USD)
School of Health Sciences
(健康科学部)
215万円〜245万円
(14,875〜17,000USD)
School of Housing, Building and Planning
(住宅・建築・計画学部)
195万円〜270万円
(13,500〜18,750USD)
School of Biological Sciences
(生物科学部)
200万円
(13,750USD)
School of Industrial Technology
(産業技術学部)
190万円〜215万円
(13,125〜15,000USD)
School of Physics
(物理学部)
200万円
(13,750USD)
School of Chemical Sciences
(化学科学部)
200万円
(13,750USD)
School of Mathematical Sciences
(数理科学部)
200万円
(13,750USD)
School of Computer Sciences
(コンピューター科学部)
220万円
(15,000USD)
School of Computer Sciences
(Off shore)
290万円
(20,000USD)
School of Educational Studies
(教育学部)
200万円
(13,750USD)
School of Arts
(芸術学部)
160万円〜180万円
(10,938〜12,500USD)
School of Humanities
(人文学部)
160万円
(10,938USD)
School of Languages, Literacies & Translation
(言語・文学・翻訳学部)
185万円
(12,750USD)
School of Social Sciences
(社会科学部)
180〜218万円
(12,500〜15,000USD)
School of Communication
(コミュニケーション学部)
220万円
(15,000USD)
School of Management
(経営学部)
230万円〜260万円
(16,000〜18,000USD)
School of Mechanical Engineering
(機械工学部)
260万円
(18,000USD)
School of Electrical & Electronic Engineering
(電気電子工学部)
260万円
(18,000USD)
School of Chemical Engineering
(化学工学部)
325万円
(22,500USD)
School of Materials and Mineral Resources Engineering
(材料・鉱物資源工学部)
260万円
(18,000USD)
School of Aerospace
(航空宇宙学部)
320万円
(22,000USD)
School of Civil Engineering
(土木工学部)
260万円
(18,000USD)

参考:Undergraduate Studies for International Students

なお、学費の他にもレジストレーション費用が20万円程度+ビザ取得に6万円程度かかるので、選択するコースにもよりますが、合計すると大体日本の国公立大学と同じくらいの金額が必要になります。

マレーシア科学大学のコースについて

マレーシア科学大学では、26のスクール(学部)で60を超えるコースを提供しています。

卒業までに必要な期間はコースにより異なり、文系学部は3年〜3.5年のものが多く、理系コースは4年、医歯学系は5年間必要になります。

コースの開始時期

マレーシアの大学は、一年のうちに複数の入学時期があることが一般的ですが、マレーシア科学大学の場合、ほとんどのコースはセメスター1(10月)が開始時期となっており、セメスター2(3月)に開講されるのは以下の9コースのみです。

Bachelor of Applied Science in Analytical Chemistry with Honours (分析化学応用科学)

Bachelor of Science in Chemistry with Honours (化学)

Bachelor of Applied Science in IndustrialChemistry with Honours (工業化学における応用科学)

Bachelor of Science in Mathematics with Honours(数学理学)

Bachelor of Software Engineering with Honours (USMUOWKDUPG)(ソフトウェア工学 – USMUOWKDUPG)

Bachelor of Computer Science – Intelligent Computing with Honours (USM-UOWKDUPG) (コンピュータサイエンス-インテリジェントコンピューティング)

Bachelor of Arts in English for Professionals with Honours (プロフェッショナル向け英語学)

Bachelor of Management with Honours (経営学)

Bachelor of Management with Honours (USM International, RECSAM)

参考:SUMMARY OF PROGRAMME OFFERING BASED ON SEMESTER ACADEMIC SESSION 2025/2026

マレーシア科学大学の入学要件

基本的な入学要件

マレーシア科学大学の基本的な入学要件は、12年間の初等・高等学校教育を修了しておりIELTS5.0程度の英語力があることとなっています。

マレーシア科学大学の入学要件
参考:Undergraduate Studies for International Students -General requirements

ただ、これはあくまで大学としての基本的な条件になっており、合格するためにはコースごとに定められた成績や語学力を満たさなければなりません。

入学要件は同じスクール(学部)内であれば同じことが多いですが、コースによって求められる科目が微妙に異なる場合もあります。

入学要件はAレベルやIBといった大学入学資格ごとに定められていますが、以下に高校の卒業資格で出願する場合の入学要件をまとめてみました。

学部(スクール)ごとに提供されているコースも確認できるので、マレーシア科学大学への進学に興味がある人はぜひ一通り目を通してみてください。

School of Medical Sciences(医学部)

医学部で提供されているコースはDoctor of Medicine (MD)(医学博士)のみです。

入学要件はCGPA3以上で、生物、化学、物理、英語、数学 または上級数学とその他の科目がB以上(GPA3相当)必要で、選考を通過すると面接も課されます。

なお、授業で使われる言語は基本的に英語で、IELTSは5.5程度の英語力が求められます。

コース名 期間 成績要件
Doctor of Medicine (MD)
(医学博士)
5年 ・CGPA 3.00
・生物、化学、物理、英語、数学 または上級数学とその他の科目がB以上
・面接

School of Dental Sciences(歯学部)

歯学部のコースはDoctor of Dental Surgery (DDS)(歯学博士)のみです。

入学要件は理系3科目の成績がBBB、ABC、AACのいずれかである必要があり、選考を通過すると面接も課されます。

授業は基本的に英語で行われ、口腔生物学や組織生物学に始まり、歯科、矯正歯科、小児歯科などについて幅広く学びます。

コース名 期間 成績要件
Doctor of Dental Surgery (DDS)
(歯学博士)
5年 ・アドバンスドAレベル相当で、生物学、化学、物理/数学の3科目の成績がBBB、ABC、AACのいずれか
・面接

School of Health Sciences(健康科学部)

健康科学部では、法科学、生物医学、医療放射線学、栄養学、運動・スポーツ健康科学、環境・労働衛生学といったコースが提供されており、基本的に授業は英語で行われます。

入学要件は学部を通して共通で、高校の成績がCGPA2.75あり、生物、化学、物理/数学のいずれか2つでC以上あることが条件となっています。

また、選考を通過した人は面接も受ける必要があります。

Bachelor of Health Science in Exercise and Sport Science with Honours(運動・スポーツ健康科学)を除くとコースの期間は4年間です。

School of Housing, Building and Planning(住宅・建築・計画学部)

School of Housing, Building and Planning(住宅・建築・計画学部)は、コースによって卒業までにかかる年数や入学要件が異なります。

概要としてはCGPAが2.75〜3.00あるほか、コースごとに指定された2科目がB以上となっており、Bachelor of Science in Quantity Surveying with Honours(積算学)コース以外では選考を通過後に面接も受ける必要があります。

なお、School of Housing, Building and Planning(住宅・建築・計画学部)のコースで使われる言語は基本的に英語なのですが、試験は英語とマレー語の2言語で行われます。

コース名 期間 成績要件
Bachelor of Interior Architecture with Honours
(インテリア建築学)
4年 ・CGPA3.00
・数学、化学、生物、物理、地理、歴史、経済、美術、経営、会計のいずれか2科目がB以上
・面接
Bachelor of Science in Architecture with Honours
(建築学)
3年
Bachelor of Urban and Regional Planning (Honours)
(都市・地域計画学)
3年
Bachelor of Science in Quantity Surveying with Honours
(積算学)
3年 ・CGPA3.00
・数学、化学、生物、物理、地理、歴史、経済、美術、経営、英語文学、会計のいずれか2科目がB以上
Bachelor in Building Surveying with Honours
(建築測量学)
3.5年 ・CGPA2.75
・数学、化学、生物、物理、地理、歴史、経済、美術、経営、会計のいずれか2科目がB以上
・面接
Bachelor of Science in Construction Project Management with Honours
(建設プロジェクトマネジメント学)
4年
Bachelor of Building Engineering Technology with Honours
(建築工学技術)
4年

School of Biological Sciences(生物科学部)

School of Biological Sciences(生物科学部)のコースの入学要件は、CGPA2.75、生物がB以上、物理、化学、数学がC以上となっており、学部を通して共通です。

いずれのコースも4年間で、授業で使われる言語は英語です。

School of Industrial Technology(産業技術学部)

School of Industrial Technology(産業技術学部)のコースの入学要件は学部を通して共通です。

成績要件はCGPA2.67、数学、化学、生物のうち2科目でB以上となって選考を通過すると面接も行われます。

Bachelor of Food Technology with Honours(食品技術学) コースが4年間であるのを除くと、その他のコースは3年半です。

基本的に英語で授業が行われますが、Bachelor of Environmental Technology with Honours(環境技術学)コースとBachelor of Bioresource Technology with Honours(生物資源技術学)コースでは、試験の際にはマレー語も使われています。

School of Physics(物理学部)

マレーシア科学大学には、School of Physics(物理学部)として物理分野に特化した学部が設置されています。

物理学部ではいわゆる物理学のほか、医学物理学や地球物理学など、より専門的なコースも提供されています。

いずれのコースも入学要件は共通で、CGPAが2.75、物理、数学がB以上必要です。

授業は英語で行われており、卒業までに必要な期間は4年間です。

School of Chemical Sciences(化学学部)

School of Chemical Sciences(化学学部)の学部を通した入学要件はCGPAが3.00以上あることです。

加えてコースによって、化学、数学、物理/生物等の科目の成績がB以上必要で、選考を通過すると面接も行われます。

授業は基本的に英語で行われており、コースの期間はいずれも4年間です。

なお、化学学部のコースは、10月と3月の年に2回入学時期があります。

School of Mathematical Sciences(数理科学部)

School of Mathematical Sciences(数理科学部)で共通する入学要件は、CGPAが3.00以上あることです。

加えてコースごとに数学、生物学、化学、物理、ICT、歴史、地理、経済、経営、といった科目でB以上の成績も必要です。

いずれのコースも基本的に英語で授業が行われますが、Bachelor of Applied Science in Applied Statistics with Honours (応用統計学における応用科学)コースの試験はマレー語も使われます。

卒業までに必要は期間は4年間です。

コース名 期間 成績要件
Bachelor of Science in Mathematics with Honours(数学) 4年 ・CGPA3.00
・数学、生物、化学、物理、ICTがB以上
Bachelor of Applied Science in Applied Statistics with Honours (応用統計学における応用科学) ・CGPA3.00
・数学、生物学、化学、物理、ICT、歴史、地理、経済、経営、会計 がB以上

School of Computer Sciences(コンピューター学部)

School of Computer Sciences(コンピューター科学部)の入学要件は学部を通して共通です。

CGPA2.75、生物学、化学、物理、数学、ICT のうち2科目がC以上となっており、選考に通ると面接も行われます。

授業で使われる言語は基本的に英語IELTS5.5程度の英語力が条件となっています。

卒業までにかかる期間はいずれのコースでも4年間です。

School of Educational Studies(教育学部)

School of Educational Studies(教育学部)のコースは、Bachelor of Education (TESOL) with Honours(教育学 – TESOL)のみです。

成績要件はCGPA3.00、数学、地理、歴史、経済、経営、会計、英語文学 のうち2科目でB以上あることとなっており、選考を通過すると面接も行われます。

授業は英語で行われており、卒業までに必要な期間は4年間です。

コース名 期間 成績要件
Bachelor of Education (TESOL) with Honours
(教育学 – TESOL)
4年 ・CGPA2.67
・数学、地理、歴史、経済、経営、会計、英語文学 のうち2科目でB以上

School of Arts(芸術学部)

School of Arts(芸術学部)に共通する成績要件はCGPAが2.67以上あることと、選考に通過した場合は面接があることです。

また、コースごとに指定された科目においてB、またはC以上の成績も求められます。

Bachelor of Music with Honours(音楽学 )の授業は基本的に英語ですが、そのほかのコースでは英語とマレー語が使われています。

音楽学コースの期間が3.5年であるのを除くと、卒業までにかかる期間は4年間になっています。

School of Humanities(人文学部)

School of Humanities(人文学部)のコースに共通する入学要件は、CGPAが2.67以上となっています。

他に、コースごとに定められた科目でB以上の成績を修めている必要もあり、いずれのコースも専攻に通過すると面接があります。

いずれのコースも卒業までに3年半かかります。

なお、Bachelor of Arts (Malay Linguistics) with Honours(文学士)コースには、マレー語学、英語学、地理学、文学、歴史学の専攻があり、英語学以外はマレー語で授業が行われます。

コース名 期間 成績要件
Bachelor of Arts (Malay Linguistics) with Honours
(文学士)
3.5年 ・CGPA2.67
・一般教養がB以上
・マレー語、地理、歴史、数学、経済、ウスルディンシャリーア法のうち2科目がB以上
Bachelor of Arts in English Language & Literature Studies with Honours
(英語・文学研究学)
・CGPA2.67
・一般教養がB以上
・マレー語、地理、歴史、経済学、英文学、生物、物理、化学、数学のうち2科目がB以上
Bachelor of Arts in Translation and Interpretation with Honours
(翻訳・通訳学)
・CGPA2.67
・会計、ビジネス会計、財務会計、管理会計学、経営、経済、生物、物理、化学、数学、のいずれか2科目がB以上

School of Languages, Literacies & Translation (言語・文学・翻訳学部 )

School of Languages, Literacies & Translation (言語・文学・翻訳学部 )のコースはBachelor of Arts in English for Professionals with Honours(プロフェッショナル向け英語学)のみです。

入学要件はCGPAが2.67、英語がA-以上、いずれかの科目でB以上となっており、選考を通過すると面接も行われます。

授業は英語で行われており、卒業までにかかる期間は3年間です。

コース名 期間 成績要件
Bachelor of Arts in English for Professionals with Honours
(プロフェッショナル向け英語学)
3年 ・CGPA2.67
・英語がA-以上
・いずれかの科目でB以上
・面接

School of Social Sciences(社会科学部)

School of Social Sciences(社会科学部)の入学要件はCGPA2.67〜3.00となっており、科目ごとの成績要件もコースごとに異なります。

いずれのコースも卒業までにかかる期間は4年間です。

なお、Bachelor of Social Sciences with Honours(社会科学)コースには 人類学/社会学、開発研究、経済学、政治学の4つの専攻がありますが、講義、試験ともにマレー語で行われます。

また、経済学コースの授業も基本的に英語ですが、試験ではマレー語も使われます。

コース名 期間 成績要件
Bachelor of Social Sciences with Honours
(社会科学)
4年 ・CGPA2.67
・地理、歴史、経済、経営、会計、生物、物理、化学、数学のいずれか2科目がB以上
Bachelor of Economics with Honours
(経済学)
・CGPA3.00
・経済がB以上
・地理、歴史、マレー語、ビジネス、会計、数学のいずれか2科目がB以上

School of Communication (コミュニケーション学部 )

School of Communication (コミュニケーション学部 )のコースの入学要件はCGPAが2.67あり、B以上の科目が2つ以上あることとなっています。

コースはBachelor of Communication with Honours (コミュニケーション学)のみとなっていますが、デジタルコミュニケーション、ジャーナリズム、戦略的コミュニケーション、クリエイティブスクリーンのいずれかの専攻が選べます。

コースで使われる言語は英語で、卒業までにかかる期間は3年間です。

コース名 期間 成績要件
Bachelor of Communication with Honours (コミュニケーション学) 3年 ・CGPA2.67
・B以上が2科目

School of Management(経営学部)

経営学部のコースはローカルの学生にも留学生にも人気があります。

経済学部の留学生の数

School of Management(経営学部)のコースの入学要件は、CGPAが3.00、数学、化学、生物、物理、地理、歴史、経済、経営、会計のいずれかがC以上となっており、選考を通過すると面接も行われます。

経営学コースでは、Business Analytics (ビジネス分析)、International Business(国際ビジネス)、Strategy and Organisation(戦略と組織)、Operations(運営)、Finance(ファイナンス)、Islamic Finance(イスラム金融)、Marketing(マーケティング)のいずれかの専攻が選べます。

コースの期間は会計学コースが4年間、経営学コースは3.5年間となっており、コースで使われる言語は英語です。

コース名 期間 成績要件
Bachelor of Accounting with Honours (会計学) 4年 ・CGPA3.00
・数学、化学、生物、物理、地理、歴史、経済、経営、会計のいずれかがC以上
Bachelor of Management with Honours (経営学) 3.5年
Bachelor of Management with Honours (USM International, RECSAM) (経営学 – USMインターナショナル、RECSAM) 3.5年

School of Mechanical Engineering(機械工学部)

School of Mechanical Engineering(機械工学部)のコースの入学要件は、CGPA2.75、物理と数学がB以上となっており、選考を通過すると面接も行われます。

コースで使われる言語は英語で、コースの期間は4年間となっています。

School of Electrical & Electronic Engineering(電気電子工学部)

School of Electrical & Electronic Engineering(電気電子工学部)のコースの入学要件は、CGPA3.00、物理と数学がB以上となっており、選考を通過すると面接も行われます。

コースで使われる言語は英語で、コースの期間は4年間となっています。

School of Chemical Engineering(化学工学部)

School of Chemical Engineering(化学工学部)のコースの入学要件は、CGPAが3.00以上あり、物理、生物、化学、数学のうち2科目がB以上となっています。

英語が母国語ではない場合、選考を通過すると面接も行われます。

コースで使われる言語は英語で、コースの期間は4年間となっています。

コース名 期間 成績要件
Bachelor of Chemical Engineering with Honours (化学工学) 4年 ・CGPA3.00
・物理、生物、化学、数学のうち2科目がB以上
・英語が母国語でない場合は面接

School of Materials and Mineral Resources Engineering(材料・鉱物資源工学部)

School of Materials and Mineral Resources Engineering(材料・鉱物資源工学部)のコースの入学要件はCGPA2.75以上あり、数学がB以上、かつ物理、生物、化学のいずれか2科目がB以上となっています。

いずれのコースも講義は基本的に英語で行われますが、試験はマレー語と英語となっています。

なお、コースの期間は4年間です。

School of Aerospace Engineering(航空宇宙学部)

School of Aerospace Engineering(航空宇宙学部)のコースはEngineering Bachelor of Aerospace Engineering with Honours (航空宇宙工学)のみです。

入学要件はCGPA3.00以上、数学、物理、化学がB以上となっており、選考を通過すると面接も行われます。

コースで使われる言語は英語で、期間は4年間です。

コース名 期間 成績要件
Engineering Bachelor of Aerospace Engineering with Honours (航空宇宙工学) 4年 ・CGPA3.00
・数学、物理、化学がB以上
・面接

School of Civil Engineering(土木工学部)

School of Civil Engineering(土木工学部)のコースはBachelor of Civil Engineering with Honours (土木工学)のみで、コースの期間は4年間です。

入学要件はCGPA3.00以上、物理、数学、生物/化学がB以上あることとなっており、選考を通過すると面接も行われます。

授業は基本的に英語ですが試験ではマレー語も使用されます。

コース名 期間 成績要件
Bachelor of Civil Engineering with Honours (土木工学) 4年 ・CGPA3.00
・物理、数学、生物/化学がB以上
・面接

出願について

マレーシア科学大学への出願は、基本的にオンラインの出願システムPohon@USMを通して行います。

出願は高校を卒業してからのみ可能で、出願から結果の通知まですべて電子的な方法で行われるため、出願書類の送付などは不要です。

出願時期

コースによっては年に2回入学時期があるので、出願時期も年に2回あります。

2025年度を例に挙げると、Semester I (10月入学) の出願期間はは6月15 日から7月15日、 Semester II (3月入学) は12月15 日から1月15日となっています。

他の国公立大学は数ヶ月間の出願期間があることと比較すると、出願できる期間は短めと言えるでしょう。

出願書類

出願時に必要な書類は、卒業証明書、成績証明書、ELTSスコアなど英語力の証明、パスポートの情報が載っているページ、出願料(100リンギット)の支払い証明になります。

卒業証明や成績証明は英文のものが必要で、出願料はUSMのePaymentを利用して支払います。

出願料の支払い
参考:Undergraduate Studies for International Students -Online Application & Guidelines

まとめ

マレーシア科学大学は、APEX校であることによる先進的な取り組みやSDGsを追求する姿勢など、さまざまな刺激を受けることができる大学と言えるでしょう。

コースによってはマレー語が必要な場合がありますが、ペナンはクアラルンプールと比較して物価が安いので、コスパ的な面でも魅力的があります。

マレーシア科学大学あるペナンはクアラルンプールからは離れていますが、コロニアル建築の建物が美しいジョージタウンや白砂の美しいビーチが広がるなど、ゆったりとした環境で勉強に打ち込めます。

国立大学ということで、留学生の場合成績などの要件を満たしていても必ず合格できるとは限らないのですが、私大や他の国公立大学との併願校としてチャレンジしてみても良いかもしれません。

なお、入学要件の一つであるIELTSは最後まで苦労する学生が多いので早めに対策を始めておくことをお勧めします。

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