マレーシアの大学は安い？学費一覧といくらかかるかを解説

とは言ってもマレーシアには国公立大学や私立大学、欧米の大学の分校などさまざまな種類の大学があり、学費の水準は学校によって異なります。

この記事ではマレーシアの大学の学費水準を、実際の学費を例にして解説しています。

マレーシアにある「海外大学の分校」と「海外本校」の学費の比較や、「大学ランキング」と「学費」の関係なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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マレーシアの大学の学費の概要

マレーシアには国公立、私立、海外大学の分校を合わせると約１００校ほどの大学があります。

学費については、国公立大学は３年間の学費の合計が７０万円程度からと安い傾向にあり、私立大学は１５０万円程度から４００万円を超える大学もあるなど学校によって金額の幅が広いです。

また、イギリスやオーストラリアなど欧米諸国の海外大学の分校や、海外大学の学位が取れるコースの学費は最も学費が高く３００万円〜４００万円程度が相場となっています。

マレーシアの大学の学費相場

また、マレーシア人と留学生では学費が異なる場合がほとんどで、留学生向けの学費はやや高めに設定されているという特徴もあります。

マレーシアの大学の学費の詳細

マレーシアの大学の学費の傾向をわかりやすく説明するために、まずはコンピューターサイエンス/IT系学部、３３校分の学費の一覧表を紹介したいと思います。

マレーシアの大学の学費は学部間によって多少の違いはあるのですが、同じ大学であれば文系でも理系でも学費の水準はほとんど変わりません。

なおマレーシアの大学の学費は年単位ではなく、コース終了までに必要になる学費の合計で提示していることが多いです。

そのため、この一覧表で掲載している学費も１年間分ではなく、３年間（または４年間）の学費の総合計になっています。

また、大学の設備や充実度を起因とする学費の違いを排除するため、マレーシア国内の大学評価システムである「SETARA」で「とても良い」以上の評価を得ている大学からピックアップした大学のみを掲載しています。

マレーシアの大学の学費一覧

以下はマレーシアの大学の学費の一覧なのですが、公立大学の学費は卒業までにかかる３年間分の学費を合計しても７０万円程度からと、学費がとても安いです。

一方、海外大学の分校については日本の私大と比べてもそれほど学費変わらない大学もあります。

国公立大学の学費の違いについて

マレーシアの国公立大学の学費はコース終了までに必要な学費が７０万円程度の大学もある一方、２００万円を超える大学もあるなど金額にばらつきがあります。

海外の大学でよくあることなのですが、学費が高い大学は、いわゆる世界大学ランキングで上位の大学群になっています。

マレーシアで序列上位にある大学群の場合、日本の国公立大学の学費とそれほど変わらないですね。

ちなみに、マレーシアでランキング上位にある大学のレベルを日本の大学と比べてみると、大阪大学から筑波大学あたりと同等になっています。

海外大学の分校の学費は本校の学費の３分の１程度

学費の一覧表上では、海外大学の分校の学費は高額なように見えますね。

ですが、以下の表を見てもらうとわかる通り、「海外大学のマレーシア分校」の学費は「海外本校」と比べるととても安く、本校の３分の１程度となっています。

*コンピューターサイエンス系学部の学費

*1MYR=30円・1GBP=170円・1AUD=90円で計算

住む国にこだわりがなく、欧米の大学の学位が取れれば良いのであれば、マレーシアにある海外大学の分校は経済的なメリットがとても大きいです。

ちなみにマレーシアにある海外大学の分校は、学費の上乗せなしで１〜２学期間本校がある国で学ぶことができるので、利用してみても良いですね。

学費も気になるけど大学のランキングも気になる人向けの大学一覧

大学の学費も大事だけれども、大学のレベルも気になる人向けに、QS世界大学ランキングが５００位以内の大学も学費と併せて一覧にしてみました。

マレーシアの場合、評価が高いのはほぼ国公立大学になってしまいますが、私立のテイラーズ大学とUCSI大学が健闘していますね。

UCSI大学はランキング上位の私大である割に学費が安いので、手頃な学費でローカル色が強くない大学に進学したい人には良い選択肢になりそうですね。

「海外大学の分校」の「海外本校のランキング」と「マレーシア分校の学費」

QS世界大学ランキングには海外大学の分校はランクインしないので、マレーシア国内大学の一覧には海外大学の分校は含まれていません。

マレーシアにある海外大学の分校の「海外本校の順位」と「マレーシア分校の学費」については以下のようになっているので、海外大学の分校に興味がある人は参考にしてくださいね。

なお、マレーシア国内には１０校の海外大学の分校があるのですが、医学部系学部のみの大学などは学費の比較が難しいため、コンピューターサイエンス系の学部がある大学のみをピックアップした一覧になっています。

まとめ

マレーシアの大学の学費について実際の金額を例にして解説しました。

マレーシア国内で評価が高い国公立大学は、私立大や海外大学の分校に比べると学費が安く魅力的に見えるのですが、基本的にマレーシア人のための高等教育機関として運営されています。

そのため、マレー系が多く寮などの施設もローカル色が強いので異なる文化や習慣が苦手な場合は慣れるまでに時間がかかる環境となります。

一方で、日本と異なる文化にまみれて生活したいと考えている学生にとっては、学費も安くとても良い選択肢と言えるでしょう。

また、海外大学の分校は本校の３分の１程度の学費で、欧米大学の学位が取れる点が魅力です。

ただし英語要件がやや高い場合が多いので、できるだけ早い時期からIELTS対策をしておく必要があります。

留学生を多く受け入れているUCSI大学やテイラーズ大学のような私立大学は、キャンパスがクアラルンプールにあり、日本からの留学生でも生活がしやすいです。

ちなみに私立大学の奨学金などについては、留学エージェントが豊富な情報を持っているので、いくつか相談して合っていそうなところを探すと良いでしょう。

以下はカウンセリングが無料のエージェントになるのでよろしければお役立てください。

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