この記事は
IELTS運営団体公認の無料模擬試験の使い方が知りたい
といった人向けの記事です。
この記事を読むと
IELTSの運営団体であるブリティッシュカウンシルの公認コースである「Road To IELTS」の無料模擬試験や練習問題の使い方
がわかります。
IELTSを受験する予定の人はぜひご活用ください。
この記事でわかること
「Road To IELTS」の無料IELTS模擬試験の使いかた
「Road To IELTS」の概要
この記事がおすすめの人
IELTSを受験する予定の人
無料でIELTSの運営団体公認の模擬試験問題を解いてみたい人
IELTSコンピューター版試験の画面構成や流れが知りたい人
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Road To IELTSとは
まずはブリティッシュカウンシルのオフィシャルIELTS コースである「Road To IELTS」について簡単に説明をしておきます。
「Road To IELTS」はブリティッシュカウンシルの講師が作成した教材を利用したIELTS対策コースです。
有料のサービスが基本となるため無料で使える問題数などは限られますが、自動添削や正答数からのIELTSスコアへの換算などの機能は無料版でも使うことができとても使いやすい教材です。
模擬試験はコンピューター版とペーパー版のどちらにも対応しており、コンピューター版の画面構成は本番同様、ペーパー版も本番と同じような形式の解答用紙も提供されています。
IELTS対策教材として使われるCambridgeの公式問題集はペーパー版のみとなっているので、コンピューター版の試験を受ける予定の人には特におすすめです。
以下、コンピューター版とペーパー版の無料模擬試験の使い方を解説していきます。
Road To IELTSの無料模擬試験(コンピューター版)の使い方
まずは、Road To IELTSにアクセスします。
もし上記のリンクからアクセスできない場合は、ブリティッシュカウンシルのIELTS対策の無料オンライントレーニングエリアのページにある「IELTS Academic」をクリックしてアクセスしてください。
模擬試験問題は各パートごとに解くため、取り組みたいパートの「Test Practice」を選びます。今回は例としてリスニングを選択します。
模擬試験を選択する画面が表示されます。
無料で使えるのは1問のみですが、ブリティッシュカウンシルや英検協会を通してIELTS試験を申し込むと、使える問題数が増えます。
「Set1」を選ぶと画面右側に「Start」ボタンや注意書きが表示されるので「Start」をクリックします。
次の画面では、以下の内容が伝えられます。
- この練習問題は、IELTSの本番の試験と同じ形式である
- テスト中はブラウザの画面を最大にしておく
- テスト中にブラウザを閉じない
- テストの最後に表示される「Submit」ボタンは本番の試験環境では表示されない
- テストが終了すると点数が表示される
- リソースバンク(後述します)にスコアを入力すると、IELTSスコアへの換算ができる
上記を理解した上で「Start test」をクリックします。
IELTSコンピューター版の本番と同様の確認画面が表示されました。
「My details are correct」をクリックして次に進みます。
リスニングテストの場合、音量の確認画面になるので、「Play sound」をクリックします。
画面右上のバーを調節して、明瞭に聞こえる音量に調整し「Coutinue」をクリックします。
次の画面ではIELTSコンピューター版試験の本番と同様、以下の内容が表示されます。
- テスト時間は30分
- テスト中はいつでも答えを修正できる
- 問題数は40問
- すべての問題において解答は一つ
- 4つのパートがある
- それぞれのパートは一回づつ音声が流れる
- それぞれのパートでは解答を見直す時間がある
上記を理解した上で「Start test」をクリックするとテスト開始です。
テスト画面になり、音声が開始されます。画面上部には残り時間や「Submit」ボタンが表示されています。
「Submit」ボタンはIELTSコンピューター版試験の本番にはない機能なのですが、模擬試験ではクリックすると制限時間内でも試験を終了することができます。(「Submit」をクリックしなくても制限時間が来ると自動的に終了します)
テストが終了すると、点数(正答数)が表示されます。
この点数はELTSスコアに換算できるので、覚えておき「Exit」をクリックします。
IELTSスコアの確認方法
解き終わった模擬試験のIELTSスコアへの確認は換算ツールを使います。
換算ツールは、Road To IELTSのホーム画面に戻り「Resource bank」をクリックすることで表示されます。
模擬試験の点数をIELTSスコアに換算できる画面になりました。ここで先ほどの点数を入力し、「Calculate」をクリックします。
IELTSに換算したスコアが表示されました。
なお、IELTSのスピーキングとライティングは、個別採点が必要なため、「Road To IELTS」では点数やスコアが出ません。
そのため、練習問題を最後まで解いても以下のようなメッセージが表示され採点できない旨表示されます。
もしライティングやスピーキングも指導してもらいたい場合は、IDPのオフィシャルパートナーで添削サービスも提供しているIELTS Online TEsts.comの模擬試験問題を利用すると良いでしょう。
Road To IELTSの無料模擬試験(ペーパー版)の使い方
ペーパー版形式で模擬試験を解きたい場合は、問題や解答をダウンロードして使います。
セクションごとに、問題と解答がPDFにまとめられているのでとても簡単に使うことができます。
なお、リスニングのセクションは画面下方で音声データが再生できるので、ペーパー版の試験を受験予定の人はこちらを利用すると良いでしょう。
なお、スコアの換算方法は、コンピューター版試験と同様に正答数を換算ツールに入力して行います。
そのほかの教材や機能
Road To IELTSでは模擬試験問題のほかにも講義動画や練習問題が提供されています。
各セクションのページでは、試験の概要や勉強法の講義動画や練習問題がまとめられています。
Advice and Tutorials(講義動画)
講義動画は英語になりますが、リスニングの練習にもなるので利用してみても良いかもしれません。
Practice Zone(練習問題)
「Practice Zone」では練習問題が提供されています。
解答は画面に入力でき「Marking」をクリックすると自動で採点されます。
30題ほどとなりますが手軽に使えるためおすすめです。
まとめ
Road To IELTSは使える問題数が限られているのですが、アカウントを作成しなくてもIELTS運営団体であるブリティッシュカウンシルのオフィシャル模擬試験問題が使える点が魅力です。
有料版もプランによっては1回あたりの料金がCambridgeの公式問題集とそれほど変わらない金額です。
そのため、特にコンピューター版の試験を受ける人は有料プランを検討してみても良いかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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