この記事では、留学におすすめの家族カードが発行できるクレジットカードを紹介します
この記事でわかること
海外留学におすすめの家族カードが発行できるクレジットカード
クレジットカードに付帯する特典
付帯する海外旅行保険の内容
この記事がおすすめの人
海外留学をする子どもがいる人
渡航後の決済手段が確保できていない人
18歳以上であればクレジットカードを作ることはできますが、学生むけのクレジットカードは限度額が低く、キャッシング機能がついていないものもあります。
一方、社会的な信用と収入がある保護者のクレジットカードは
限度額が高い
特典が充実している
といった特徴があり、家族カードでも同等の条件で使えます。
この記事では、海外留学をする子どもがいるご家庭むけに、おすすめのクレジットカードを紹介してきます。
家族カードの目的が「子供名義のクレジットカードが作れない」という理由であれば、審査不要でデビットカードが使えるWiseもおすすめです。
この記事で紹介するカードについて
この記事では、留学をする子供がいるご家庭におすすめのクレジットカードを紹介をしていますが、具体的には以下の点にフォーカスを当てています。
海外旅行保険が付帯している
日本で暮らす親が使える特典やサービスが充実している
カードの付帯保険は留学費用の節約につながる
海外留学保険を普通に契約すると、年間20万円程度かかります。
クレジットカードの付帯保険の期間は一般的に3ヶ月程度ですが、上手く利用すると留学費用を節約できます。
以下はエポスカードの例ですが、出国後初めて公共交通乗用具をカードで支払った日から90日間保険が適用されます。
カード付帯の特典には年会費以上の価値がある
クレジットカードには、さまざまな特典が付帯しています。
この記事ではガソリンの割引やショッピング時のポイント加算、ロードサービス、空港ラウンジの無料利用、ホテルでの無料朝食など様々な特典がついたカードや、年会費無料のカードを紹介しますので、ライフスタイルに合ったカード選びにお役立てください。
横浜インビテーションカード
年会費
無料
ブランド
Master
特典の例
・レストランや宿泊などの優待
・充実した海外旅行保
横浜インビテーションカードの特徴
横浜インビテーションカードは、大手信販会社であるジャックスが発行するクレジットカードです。
日常的に使いやすい特典が多数用意されており、付帯している海外旅行保険もとても充実しています。
横浜インビテーションカードで受けられる特典
横浜インビテーションカードの特典は、各種保険のほか「J’sコンシェル」の「クラブオフ」による優待が中心です。
参考までにクラブオフでは全国23万件以上の施設や飲食店などで、最大80%の割引を受けることができます。
派手さはないけれども、実用的な付帯サービスと言えるね
横浜インビテーションカードの海外旅行保険
適用方式
利用付帯
補償額
傷病・疾病200万円
補償期間
3ヶ月
横浜インビテーションカードに付帯する海外旅行保険では、死亡・後遺症障害2,000万円、傷害・疾病200万円、賠償責任2,000万円、救援者費用200万円、携行品20万円の補償が付きます。
万が一の際は緊急医療アシスタンスサービスに問い合わせることができ、キャッシュレス診療が可能な病院の紹介や救援者の航空券やホテルの手配をサポートしてくれます。
保険の適用条件が利用付帯ということで、渡航時または渡航後に交通費を横浜インビテーションカードで支払う必要がありますが、
なお、留学先に求められることがある保険の付保証明の発行も対応可能です。
イオンゴールドカード
年会費
無料
ブランド
VISA/Master/JCB
特典の例
・イオン系列の買い物で優遇
・国内空港ラウンジが使える
イオンゴールドカードの特徴
イオンゴールドカードは、
イオン系のお店で買い物をする際のポイント優遇があり、適用日数は短めですが海外旅行保険も付帯しています。
イオン系のカードは種類が多いのですが、ゴールドカードへのアップグレード対象となるのは以下の6種類のみで、ディズニー系のカードはJCBブランドに限られます。
【WAON一体型のイオンカード】
ノーマル券面・トイストーリーデザイン・ミッキーマウスデザイン
【イオンカードセレクト】
ノーマル券面・トイストーリーデザイン・ミッキーマウスデザイン
ただ、JCBについては海外で使えないお店があるので、留学先の子供が家族カードを持つことを考えると、ノーマルな券面でVISAかマスターブランドのカードを作っておいた方が無難です。
また、イオンカードセレクトは引き落とし口座がイオン銀行のみなので、口座がない場合はWAON一体型のイオンカードという選択肢になります。
イオンゴールドカードで受けられる特典
イオンカードゴールドには、イオン系列の店で買い物する際のポイント優遇を中心に、以下のような特典が付帯しています。
イオンを利用する人が使いやすそうな特典がついているね
イオンゴールドカードの海外旅行保険
適用方式
利用付帯
補償額
傷病・疾病300万円
補償期間
30日
イオンカードゴールドに付帯する海外旅行保険では、死亡・後遺症障害5,000万円、傷害・疾病300万円、賠償責任3,000万円、救援者費用200万円、携行品は30万円補償されます。
保険適用期間が30日と短めでキャッシュレス診療非対応ですが、付保証明の発行は可能です。
保険適用期間の短さや現地で医療費の建て替えなど、留学する子どもにとってはそれほど使い勝手がいいとは言えないのですが、
付帯保険を重視する場合、子供名義のカードも作っておいた方が良さそうです
\年会費無料・海外旅行保険付帯/
UCプラチナカード
年会費
(本会員)16,500円
(家族会員)3,300円
ブランド
VISA
備考
普段使い〜ラグジュアリーまで幅広い特典
UCプラチナカードの特徴
UCプラチナカードは年会費はかかりますが、レストランでの1名分無料サービスやファイナンシャルプランナーへの無料相談、通信端末修理費用保険など付帯サービスが充実しているクレジットカードです。
留学時に役立ちそうなものとしては、年6回までのプライオリティパスを含む国内外の空港ラウンジ利用、空港〜自宅間のスーツケース宅配サービスが500円といったものが挙げられます。
海外旅行保険は補償金額が大きく利用付帯型となっており、日本出国後の公共交通機関の支払いでも保険を適用開始させることができます。
UCプラチナカードの特典
UCプラチナカードには100以上の優待特典があるのですが、主なものを挙げると以下のようになります。
いろいろなタイプの特典が多数付帯しているね
UCプラチナカードの海外旅行保険
適用方式
利用付帯
補償額
傷病・疾病200万円
補償期間
3ヶ月
UCプラチナカードに付帯する海外旅行保険では死亡・後遺症障害1億円、傷害・疾病がそれぞれ200万円、賠償責任2,000万円、携行品年間100万円、救援者費用が200万円までカバーされます。
キャッシュレス診療にも対応しており、保険利用時に高額な治療費を立て替える必要もありません。
補償金額の充実度やフレキシブルな保険適用開始時期やキャッシュレス診療等、使いやすい海外旅行保険と言えるでしょう。
適用方式は利用付帯で、付保証明も発行可能です。
apollostation THE PLATINUM
年会費
(本会員)22,000円
(家族会員)3,300円
ブランド
アメリカンエクスプレス
特典の例
・ガソリン割引/ロードサービス付帯
・国内外の空港ラウンジが使える
apollostation THE PLATINUMの特徴
カードブランドはアメリカンエクスプレスのみですが、最大1億円の海外旅行保険や、国内外の空港ラウンジが使える年会費469米ドル相当のプライオリティパスが無料になるなど、海外留学をするにあたって使いやすい特典が充実したクレジットカードです。
出光のカードらしくガソリンの割引や無料ロードサービスなど、日常的に車を運転するご家庭で使いやすい特典も付帯しています。
年会費は本会員が22,000円、家族会員派3,300円になりますが、
apollostation THE PLATINUMの特典
apollostation THE PLATINUMカードにはガソリンの割引やロードサービスを筆頭に数多くの特典付帯しています。
家族会員でも年会費469ドルのプライオリティパスが使えるよ
apollostation THE PLATINUMの海外旅行保険
適用方式
自動付帯
補償額
傷病・疾病300万円
補償期間
3ヶ月
apollostation THE PLATINUMに付帯する海外旅行保険では、死亡・後遺障害が1億円、傷害・疾病がそれぞれ300万円、賠償責任1億円、携行品損害50万円、救援者費用が300万円カバーされるだけでなく、手荷物や乗り継ぎの遅延時の保険も付帯します。
適用方式は自動付帯となっており、補償期間は3ヶ月になっています。
apollostation PLATINUM BUSINESS
年会費
(本会員)22,000円
(追加会員)3,300円
ブランド
Visa/Amex
備考
追加カード名目で家族にもカード発行可能
apollostation PLATINUM BUSINESSの特徴
ビジネスカードですが経営者や個人事業主だけでなく、安定した収入がある会社員も申し込めるクレジットカードです。
プラチナカードらしい特典に加えビジネスに役立つ特典も付帯しており、カードブランドはAmexまたはVisaのいずれかを選べます。
家族カードは「追加カード」という名目で発行され、18歳以上の家族だけでなく従業員にも発行できます。
年会費は本会員が22,000円、追加会員は3,300円となっていますが、
apollostation PLATINUM BUSINESSの特典
apollostation PLATINUM BUSINESSには多数の特典が付帯していますが、カードブランドごとに異なるものもあります。
以下はVisaとAmexに共通する特典になります。
プラチナカードならではの特典に加えてビジネス系の特典も付帯しているね
apollostation PLATINUM BUSINESSの海外旅行保険
適用方式
利用付帯
補償額
傷病・疾病300万円
補償期間
3ヶ月
apollostation PLATINUM BUSINESSに付帯する海外旅行保険は、死亡・後遺障害1億円、傷害・疾病300万円、賠償責任1億円、携行品50万円、救援者費用300万円など充実した内容になっています。
補償期間は3ヶ月で、キャッシュレス診療にも対応しています。
自動付帯型のapollostation THE PLATINUMの保険と比較すると、apollostation PLATINUM BUSINESSの保険は利用付帯型ということで、保険の適用には旅行代金の支払いをこのカードで行う必要があります。
apollostation THE GOLD
年会費
(本会員)11,000円
(家族会員)400円
ブランド
VISA/Master/Amex/
セゾン
その他
・ガソリン割引/ロードサービス付帯
・国内空港ラウンジが使える
apollostation THE GOLDの特徴
上位カードであるapollostation THE PLATINUMと比較すると、実用的な特典が中心になっているクレジットカードです。
出光のクレジットカードらしく、ガソリンの割引やロードサービスなど日常的に車を運転するご家庭で使いやすい特典が満載です。
また、国内空港ラウンジの利用や海外旅行保険など、留学するにあたり使いやすい特典も備わっています。
年会費は本会員が11,000円、家族会員が400円ですが、
apollostation THE GOLDの特典
apollostation THE GOLDカードには、日常的に使えるものを中心に多くの特典が付帯しています。
ガソリン割引やロードサービスなど車を使う人には使いやすい特典がついているね
apollostation THE GOLDの海外旅行保険
適用方式
自動付帯
補償額
傷病・疾病200万円
補償期間
3ヶ月
apollostation THE GOLDに付帯する海外旅行保険では死亡・後遺障害5,000万円、傷害・疾病200万円、賠償責任5000万円、携行品損害30万円、救援者費用200万円の他手荷物や乗り継ぎの遅延もカバーされる内容になっています。
補償期間は3ヶ月で、適用方式は自動付帯になります。
apollostation THE PLATINUMやapollostation PLATINUM BUSINESSと比較すると補償額が少なめですが、それでも充実した内容と言えるでしょう。
三井住友カード ゴールド(NL)
年会費
(本会員)5,500円
(家族会員)無料
ブランド
Visa/Master
備考
・国内空港ラウンジ無料
・対象店舗で最大20%のVポイント還元
三井住友カード ゴールド(NL)の特徴
三井住友カード ゴールド(NL)は、コンビニや飲食店の利用で最大20%「Vポイント」が還元されるなど日常の支払いで恩恵が受られるクレジットカードです。
海外留学で役に立ちそうな特典としては国内空港ラウンジの利用や海外旅行保険といったものになります。
本会員の年会費は5,500円ですが、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。
三井住友カード ゴールド(NL)の特典
三井住友カード ゴールド(NL)にはさまざまな特典が付帯していますが、主なものを挙げると以下のようになります。
年間100万円使うと、永年年会費無料で特典が使えるよ
三井住友カード ゴールド(NL)の海外旅行保険
適用方式
利用付帯
補償額
傷病・疾病100万円
補償期間
3ヵ月
三井住友カードゴールド(NL)に付帯する海外旅行保険は、傷害死亡・後遺障害2,000万円、傷害・疾病100万円、賠償責任2,500万円、救援者費用150万円、携行品損害20万円という補償内容になっています。
適用方式は利用付帯となっており、出国前の航空券などの購入の他、出国後に公共交通機関の支払いをした場合にも保険が適用されます。
また、保険の付保証明の発行も可能になっています。
まとめ
家族カードのメリットは、子供名義のクレジットカードと比較して限度額が高く、ゴールドやプラチナカードの特典も利用できる点です。
日常的に使いやすいものからラグジュアリーなものまで様々な特典がありますが、ライフスタイルにあわせたものを選んでみてください。
複数の決済手段の確保がおすすめ
ちなみに、決済手段はVisa・Master・Amexなど複数のブランドで作っておくと使えるお店が増えます。
おすすめなのは、家族カード、本人名義のクレジットカード、デビットカードの3つをそれぞれアメックス、ビザ、マスターのブランドで持っておくことで、この方法だとカードが使えなくて困ったというような事態を避けることができるでしょう。
なお、本人名義のクレジットカードとしてはエポスカードがおすすめです。
年会費無料であるにも関わらず、日本語対応可能な現地サポートデスクや充実した海外旅行保険も付帯しているのでぜひご検討ください。
デビットカードについては、クレジットカードのような海外事務手数料や為替レートの上乗せがないWiseがおすすめです。
Wiseについては以下の記事で詳細を解説しているので興味がある方はお役立てください。
この記事が、留学する人の際の決済手段の確保に役立つと幸いです。