海外の生活費を簡単に調べられる！LivingCost.orgの使い方

海外の大学に進学や留学をする場合、必要になる費用の計画を立てることはとても大切です。

そうは言っても学費や寮費は学校からの公式な情報があるものの、海外の生活費は把握するのが難しいですよね。

現地のスーパーマーケットや携帯電話ショップ、電力会社などのサイトをひとつひとつ訪れて料金を確認しても良いのですが、なかなか面倒な作業です。

そんな人には世界１９７カ国、９２９４都市の生活費の目安を手軽に調べることができる「Livingcost.org」がおすすめです。

この記事では、「Livingcost.org」の概要と使い方について紹介していきます。

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LivingCost.orgとは？

概要

「LivingCost.org」は、世界１９７カ国・９２９４都市の物価と生活費の目安を調べることができるデータベースサイトです。

「LivingCost.org」では、ユーザーによるクラウドソースデータや賃貸住宅や食品、日用品などのオンラインショップの価格といった複数のデータを元に各国/都市の生活費を計算しています。

また、数値を算出する過程では一人当たりのGDPや平均収入なども複合的に用いてデータの確からしさを保っています。

LigingCost.orgでわかること

「LivingCost.org」では各国・都市における平均的な生活費だけではなく、2国間における生活費の比較や、同等レベルの生活を異なる国で維持するために必要な生活費などを調べることもできます。

以下順に手順を解説したいと思います。

LivingCost.orgの使いかた

各国・都市の平均的な生活費の調べ方

まずは、海外の国・都市の生活費の比べ方を解説していきます。

まずは、LivinCost.orgにアクセスします。

「City or Country」のボックスに、調べたい国、または都市名の頭文字を入力すると該当する国や都市が表示されるので、生活費を調べたい都市または国を選びます。

通貨を選び、「GO」をクリックします。

結果が表示されました。オーストラリアで一人暮らしするために必要な１ヶ月あたりの生活費は２７９,０００円となっています。

下にスクロールしていくと、生活費の世界平均に対する違いや、平均給与などについての記述があります。

さらに画面を下にスクロールすると、外食や住居、光熱費、交通費といった指標ごとのデータも表示されています。

また、「LivingCost.org」では都市別のデータを調べることもできます。例として「シドニー」の生活費を調べてみましょう。

シドニーの頭文字のSとyを入力して表示されたドロップダウンリストから「Sydney」を選択し、「Go」をクリックします。

シドニーで必要な生活費が表示されましたね。同じ国でも都市によってかかる生活費は若干違ってくるので、住む都市が決まっている場合は都市別の検索がおすすめです。

２国間の生活費の比較をする方法

次は２つの国/都市間における生活費の比較方法を解説します。

LivinCost.orgにアクセスし、生活費を比較したい国/都市のうち、ひとつ目を選択します。

次に比較対象のもうひとつの国/都市を選びます。

通貨を選んだら「Go」をクリックします。

２つの都市の生活費が表示されました。グラフが並られているので、違いがわかりやすいですね。

グラフの下には、２都市間の物価の違いや、税引き後の手取り額で生活ができる期間、購買力の比較など記述されています。

更に下にスクロールすると外食や、住居や光熱費、交通費などの比較データも表示されています。

留学費用の計画には「Livingcost.org」を活用しよう

「LivingCost.org」は広告が多い英語サイトのため怪しげに感じるかもしれないのですが、SCAMADVISERでスキャンをしてもTrustscore100で信頼できるサイトとされています。

また、海外の国の生活費を知る手掛かりとしては、国連や総務省からも世界各国の生計費指数が発表されています。

ただ、国連職員向けの総合的な相対指数データであることから、留学を考えている人にはLivingCost.orgの方が使いやすいです。

また、LivingCost.orgには光熱費や住居費といった項目別の平均金額を調べることができ、特に寮に入ることが多い留学生にとっては、一般的な住居費を除いた生活費が把握できる点もおすすめです。

留学する国が決まっている人はもちろん、留学先の国を迷っている人も「Livingcost.org」を資金計画の作成に役立ててください。